佐藤勝彦最終講義 -- 角川選書 --
佐藤勝彦 /著   -- 角川学芸出版 -- 2010.3 -- 19cm -- 252p

資料詳細

タイトル 宇宙137億年の歴史
副書名 佐藤勝彦最終講義
シリーズ名 角川選書
著者名等 佐藤勝彦 /著  
出版 角川学芸出版 2010.3
大きさ等 19cm 252p
分類 443.9
件名 宇宙論
注記 文献あり
著者紹介 1945年香川県生まれ。74年京都大学大学院理学研究科物理学第二専攻博士課程修了。東京大学理学部助教授等を経て、同大学院理学系研究科教授。2009年定年退官。現在、明星大学理工学部物理学科客員教授、東京大学数物連携宇宙研究機構特任教授。1990年仁科記念賞受賞。
内容紹介 1人の若手科学者はいかにして宇宙論の世界的牽引者となったか。小林誠、益川敏英、南部陽一郎らノーベル賞学者との出会いから宇宙論最前線まで、インフレーションモデル提唱者・佐藤教授の東大退官記念、最終講義。
要旨 今から137億年前、熱い火の玉(ビッグバン)として生まれた宇宙。それ以前の宇宙はどんな姿をしていたのか。宇宙の現象を素粒子で解く「素粒子論的宇宙論」に基づき、宇宙創生の謎に迫るインフレーション理論を世界に先駆けていち早く発表した著者。湯川秀樹に憧れて入学した京都大学での若き日々、そして益川敏英、小林誠などノーベル賞科学者との出会いと共同研究など、研究の軌跡を辿りながら最新宇宙像に迫る「最終講義」全記録。
目次 序章 宇宙創生への旅―137億年の彼方へワープ(世界中いたるところにあった、宇宙創生の神話;宇宙創生の音が聴こえる―インドの“宇宙創生神話像” ほか);第1章 超新星爆発の研究から「宇宙の始まり」の解明へ(科学少年は、湯川博士の京大を目指した;はじめは宇宙人からの信号とまちがえたパルサーの発見 ほか);第2章 素粒子論的宇宙論の入り口に立って(素粒子論的宇宙論へのきっかけとなったアイデア;世の中には4つの力がある ほか);第3章 インフレーションによって解決した問題(どのようにして100桁の精度で宇宙がつくれるのか?―平坦性問題;情報伝達の限界=「光速」にも超えられない壁があった―地平線問題 ほか);第4章 なぜ今、第2のインフレーションが起こったのか?―未解決の問題と「人間原理」(GUTで、X粒子を仮定する;陽子が崩壊するなら、物質宇宙は消滅する! ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703465-5   4-04-703465-7
書誌番号 1110016624

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 443.9/186 一般書 利用可 - 2044410829 iLisvirtual