教護院改革に挑んだ石原登と情性の教育 --
山口泰弘 /著   -- 明石書店 -- 2010.3 -- 20cm -- 198p

資料詳細

タイトル 規律教育は子どもの心を育てない
副書名 教護院改革に挑んだ石原登と情性の教育
著者名等 山口泰弘 /著  
出版 明石書店 2010.3
大きさ等 20cm 198p
分類 289.1
個人件名 石原登
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1931年千葉県生まれ。55年慶應義塾大学経済学部卒。教護事業職員養成所修了。教護院、心身障害者施設などでふだん着の生活を通した養育を主張、実践。その後、文京学院大学教授を経て、現在、南房総の山里にて有機農法に取り組む。
内容紹介 非行少年の自立に最良とされてきた規律教育に異を唱え、「情性の教育」が必要だと説いた初代国立女子養護院院長・石原登。彼の言行録や著作を通して、その形成過程を辿り、改めて情性の教育の重要性を問いかける。
要旨 非行少年を自立させるためには、勤勉と忍耐の精神を培う禁欲的生活の習慣化、すなわち規律教育が最良と考えられてきた。それに異を唱えたのが、初代国立女子教護院院長・石原登である。少年たちが再び生きる力を取り戻すためには、あるがままの存在を受けとめ、肯定する「情性の教育」が必要だと説いた。なぜ石原はそのような思想をもちえたのか。言行録や著作を通して、その形成過程をたどりながら、あらためて情性の教育の重要性を問いかける。
目次 第1章 不良少年七十年;第2章 雛の誕生と成長;第3章 一高入学と煩悶;第4章 教職生活のスタート;第5章 前田子爵家と石原の運命;第6章 辺境の教育現場 感化院へ;第7章 人間の自立と国民道徳;第8章 情性の危機と支援
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-3153-9   4-7503-3153-8
書誌番号 1110017011
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110017011

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