一橋大学経済研究叢書 --
高山憲之 /著   -- 岩波書店 -- 2010.3 -- 21cm -- 127p

資料詳細

タイトル 年金と子ども手当
シリーズ名 一橋大学経済研究叢書
著者名等 高山憲之 /著  
出版 岩波書店 2010.3
大きさ等 21cm 127p
分類 364.6
件名 年金 , 児童手当
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1946年生まれ。75年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。武蔵大学を経て80年一橋大学経済研究所助教授、90年同教授。専攻は公共経済学、経済政策。主な著書に「不平等の経済分析」などがある。
内容紹介 2007年春に約5000万件の記録漏れが発覚した日本の年金。年金記録漏れは今も生じている、子ども手当で利益が大きいのは専業主婦世帯である…。驚きの新事実が明らかになる1冊。
要旨 二〇〇七年春に約五〇〇〇万件の記録漏れが発覚した日本の年金。その記録漏れは今も生じており、将来もゼロにはできない。宙に浮いた年金記録はアメリカで二・五億件、イギリスで一・二億件も存在する。日本の年金水準は下げていくはずであったのにもかかわらず、デフレ下で逆に上昇しつづけている。子ども手当の導入で利益が多いのは、共稼ぎ世帯よりも専業主婦世帯である…等々驚きの新事実を明らかにする。
目次 第1章 日本における年金記録問題(問題の所在;年金記録管理の実態および記録漏れ・給付漏れの原因;政府と対応;年金記録改ざんの深層;年金記録問題への中長期的対応);第2章 諸外国における年金記録問題と税・社会保険料の一体徴収(米英等における宙に浮いた年金記録問題;各国の社会保障番号制度と税・社会保険料の一体徴収);第3章 基礎年金の見直し―税方式化と最低保障年金化をめぐって(社会保険方式の長所と短所;税方式化の長所と短所;税方式化による年金負担の増減―粗い試算;消費税財源の最低保障年金―新たな提案);第4章 年金の2009年財政検証に寄せて(持続的賃金デフレ下におけるモデル年金水準の上昇;年金給付水準の示し方;経済前提に対する考え方;年々の収支とバランスシート;年金制度の抜本改革へ;民主党の所得比例年金案;年金数理部局の独立・中立機関化);第5章 子ども手当の導入効果(問題の所在;推計方法;民主党案の主要な推計結果;代替案に対する主要な推計結果;推計結果の要約;残された課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-009917-2   4-00-009917-5
書誌番号 1110020189

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 364.6 一般書 利用可 - 2040577133 iLisvirtual
中央 書庫 364.6/260 一般書 利用可 - 2044168670 iLisvirtual