岡部雄三 /著   -- 岩波書店 -- 2010.3 -- 22cm -- 346,6p

資料詳細

タイトル ヤコブ・ベーメと神智学の展開
著者名等 岡部雄三 /著  
出版 岩波書店 2010.3
大きさ等 22cm 346,6p
分類 132.4
個人件名 ベーメ,ヤコプ
注記 索引あり
著者紹介 1952年生まれ。2009年没。元、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻:ヨーロッパ神秘思想・比較思想。エックハルト、パラケルスス、ベーメを三本柱として、神秘思想の個性的な発現形態を捉える。神秘思想史研究に新生面を拓く。多数の論考のほか、訳業にパラケルススなど。
内容紹介 ベーメに発する神秘思想の巨大な山脈。科学革命と啓蒙に抗した、「人と思想」の山ひだに分け入る。汎ヨーロッパ的な渦潮となり、その影響は文明論・科学批判にまで及んだ、ベーメ神智学の核心と起爆力とを捉える。
要旨 ヤコブ・ベーメに発する神秘思想の水脈をたどる。汎ヨーロッパ的な拡がりをもった神智学の渦潮は、科学革命と啓蒙主義に比肩しうる、起爆力とダイナミズムを具えていた。―もう一つの思想潮流、神秘家列伝。
目次 ヨーロッパ神秘思想における「乙女ソフィア」;1 ヤコブ・ベーメの神秘思想(神秘体験;創造と悪;メルクリウス―『デ・シグナトゥラ・レールム』を中心として);2 ヨーロッパの神智学(ライデンへの道―Q・クールマンの神秘体験;ヘルメス学と神秘学との結合―J・ポーディジの『知恵の石』について;人間の聖化と天界について―マルセの神秘思想);3 啓蒙思想との闘争(『ベンガルの虎』―エッカルツハウゼンの動物寓話について;ラーヴァター観相学の理論背景と愛の理念―『観相学断章』を中心として);詩と歴史から神秘神学へ―アーノルトの思想的特質について;付論 歴史と再生―アーノルトの神秘思想について
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-002326-9   4-00-002326-8
書誌番号 1110021344

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