「見えない宗教」の人類学 -- 河出ブックス --
山形孝夫 /著   -- 河出書房新社 -- 2010.4 -- 19cm -- 238p

資料詳細

タイトル 聖母マリア崇拝の謎
副書名 「見えない宗教」の人類学
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 山形孝夫 /著  
出版 河出書房新社 2010.4
大きさ等 19cm 238p
分類 192.8
個人件名 マリア
注記 文献あり
著者紹介 1932年生まれ。東北大学文学部卒。同大学院博士課程修了。宮城学院女子大学教授、学長を歴任し、現在同大学名誉教授。専攻は宗教人類学。「砂漠の修道院」で日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に「レバノンの白い山-古代地中海の神々」など多数。
内容紹介 禁じられても広がり続けてきた聖母マリアへの深い崇敬。現在もマリアは「出現」し、全世界で奇跡を起こしている。マリア現象とは何か。キリスト教の矛盾を明らかにしつつ、今後を読み解く画期的な論考。
要旨 人類の歴史をとおして、おそらく聖母マリアほどに、あらゆる時代を超え、民族を超え、人びとの心をとらえた母なるものは存在しない。キリスト教の起源にさかのぼる「神の母」論争、古代ケルト以来、西欧社会の古層に黒いマリアとして封印され、マグダラのマリアとして押し込められ、カオスのように広がりつづけてきた「見えない宗教」としてのマリア崇拝。二つの視点から「謎」の解明に迫る。
目次 今、なぜ聖母マリアなのか―歴史の揺らぎの中から;第1部 聖母マリアの源流を探る―古代オリエントの地母神から(聖なる花嫁―旧約聖書『雅歌』;豊穣と勝利の女神―ウガリット神話;祝婚の花嫁と悲嘆の花嫁―アドニス神話から;バァール宗教とヤハウェ宗教);第2部 聖母マリアとマグダラのマリア(聖母マリアの誕生―新約聖書『福音書』から;マリア学の形成;黒いマリア―「わたしは黒いけれども美しい」(雅歌1:5);マリアの出現)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62416-7   4-309-62416-2
書誌番号 1110026941

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