日文研叢書 --
ウィリアム・J.タイラー /編著, 鈴木貞美 /編著   -- 国際日本文化研究センター -- 2010.4 -- 22cm -- 366,226p

資料詳細

タイトル 石川淳と戦後日本
シリーズ名 日文研叢書
著者名等 ウィリアム・J.タイラー /編著, 鈴木貞美 /編著  
出版 国際日本文化研究センター 2010.4
大きさ等 22cm 366,226p
分類 910.268
個人件名 石川淳
注記 年譜あり
著者紹介 【タイラー】1945~2009年。1968年国際基督教大学アジア研究専攻卒。71年ハーバード大学日本文学専攻博士課程修了。ペンシルバニア大学助教授等を歴任。91年~オハイオ州立大学准教授を経て教授。98年及び2007年国際日本文化研究センター外国人研究員。
内容 内容: 『荒魂』を改まって読む   ウィリアム・J.タイラー著
内容紹介 戦前・戦後にわたって幅広い活躍をし、日本の文芸・文化に多大な影響を残した石川淳。この不世出の作家の戦後について、学際的・国際的な視野から明らかにする。急逝したタイラーによる「荒魂」翻訳遺稿も掲載。
要旨 戦前・戦後にわたって幅広い活躍をし、日本の文芸・文化に多大な影響を残した石川淳。小説はもとより、日本古典への評論随筆や現代語訳、最新の思想を踏まえた時評など、文化全般に対するその鋭い批評眼は、大戦後の日本文化を考える上で不可欠なものになっている。本書では、この不世出の作家、石川淳の戦後について、学際的・国際的な視野から明らかにする。急逝したウィリアム・J・タイラーによる『荒魂』翻訳遺稿も掲載。
目次 『荒魂』を改まって読む―A More Formal Reading of Aratama;第1部 石川淳―敗戦後一〇年(空白の「帝国」―石川淳「窮菴売卜」その他;無頼の使徒―石川淳の戦後十年、太宰治、坂口安吾を超えて ほか);第2部 敗戦後作品の世界(石川淳の「焼け跡のイエス」をめぐって;『燃える棘』の構造と生成―裸形の女人像をめぐる否定の精神 ほか);第3部 敗戦後の文化状況のなかで(石川淳と演劇―「千田是也演出のために」の射程;アルベール・カミュ受容史における『夷齋俚言』 ほか);第4部 石川淳―六〇年代以降(『荒魂』―運動する象徴主義;一九六八年の運動を振り返って―『天馬賦』再読 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05617-0   4-623-05617-1
書誌番号 1110027283

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