人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書 --
増田繁夫 /著   -- 和泉書院 -- 2010.3 -- 19cm -- 189p

資料詳細

タイトル 源氏物語の人々の思想・倫理
シリーズ名 人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書
著者名等 増田繁夫 /著  
出版 和泉書院 2010.3
大きさ等 19cm 189p
分類 913.36
著者紹介 1935年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒。梅花女子大学、大阪市立大学、武庫川女子大学等に勤務。現在、大阪市立大学名誉教授。専攻、国語国文学。著書「右大将道綱母」「冥き途-評伝和泉式部-」「源氏物語と貴族社会」「平安貴族の結婚・愛情・性愛」等。
内容紹介 文学研究の立場からする、新しい日本思想史の試み。男女関係とその倫理、神と人間、「良心」の発生、自然と人間の関わりなどを取り上げ、平安時代の社会と人間の姿を追求、新鮮な視点から多くの問題を提起する。
要旨 源氏物語に描かれる人妻の「密通」をはじめ男女の関係とその倫理、神と人間、「良心」の発生、自然と人間の関係などを取り上げ、平安時代の社会と人間の姿を追求、新鮮な視点から多くの問題を提起する。
目次 第1章 「恥の文化」の社会に生きる人々(「人笑はれ」という道徳律;「恥の文化」と「罪の文化」;他人に見られていない悪行は存在しないに同じ);第2章 人間を超越する存在についての観念(「天」「天道」という摂理;漢語「天」の概念の定着;「仏天の告げ」と天道思想;「天眼」と「そらにつきたる目」;「そら怖ろし」と「そら恥づかし」という感覚);第3章 源氏物語の男女の関係(源氏物語の主題は人妻の「密通」である;人妻の「密通」は「悪」か;柏木と女三宮の密通事件;柏木の「良心」の萌芽;本居宣長の「物のあはれ」の論);第4章 自然と人間(白砂青松の光景;庭園の思想;世俗出離のねがいと山里志向)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0553-4   4-7576-0553-6
書誌番号 1110027894
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110027894

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中央 書庫 913.3/774 一般書 利用可 - 2044449130 iLisvirtual