兵馬の権はいずこにありや -- ミネルヴァ日本評伝選 --
清水多吉 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2010.5 -- 20cm -- 229,5p

資料詳細

タイトル 西周
副書名 兵馬の権はいずこにありや
シリーズ名 ミネルヴァ日本評伝選
著者名等 清水多吉 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2010.5
大きさ等 20cm 229,5p
分類 121.6
個人件名 西周
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1933年生まれ。東京大学文学部卒。東京大学、早稲田大学などの講師を歴任。現在、立正大学名誉教授。著書に「1930年代の光と影」「ベンヤミンの憂鬱」訳書に、ホルクハイマー「権威主義的国家」、クラウゼヴィッツ「戦争論」他多数。
内容紹介 津和野に生まれ、脱藩後、幕臣として活躍。明治維新の後は近代日本の軍制を整備するとともに、啓蒙思想家として明六社の結成に参画。哲学の基礎を築くなど、多面的な活躍をした西周の新たな人物像に迫る。
要旨 西周(にしあまね、一八二九~一八九七)啓蒙思想家・教育者。津和野に生まれ、徳川慶喜に軍事顧問として仕える。明治維新後は明六社の啓蒙思想家として、「哲学」という言葉を創るとともに、軍制の整備にも奔走。日本の近代化のために尽力した西周の、新たな人物像を描き出す。
目次 第1章 オランダ留学から幕府目付へ(オランダ留学前史;栄光のオランダ留学;『百一新論』;将軍慶喜の側近として);第2章 鳥羽伏見の戦いから彰義隊の乱へ(旧幕府軍「戦略」の不在;江戸無血開城;彰義隊の乱;西周、旧藩主に召し出される);第3章 啓蒙主義的「明六社」の社員として(「明六社」発足の頃;「明六社」を打つ大波;「人生三宝説」;『明六雑誌』の終焉);第4章 西南戦争から竹橋騒動へ(西南戦争;近代的軍事組織のエートス;「兵家徳行」;「軍人訓戒草稿」;「兵賦論」);第5章 最晩年(「交詢社」と私擬憲法論争;学士会院・獨逸学協会;中風の足を引きずって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05774-0   4-623-05774-7
書誌番号 1110032980

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 121.6 一般書 利用可 - 2044368741 iLisvirtual
山内 公開 Map 121 一般書 利用可 - 2044393908 iLisvirtual