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【図書】 無縁所の中世

ちくま新書 --
伊藤正敏 ／著   -- 筑摩書房 -- ２０１０．５ -- １８ｃｍ -- ２３７ｐ

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タイトル 無縁所の中世
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 伊藤正敏 ／著  
出版 筑摩書房 ２０１０．５
大きさ等 １８ｃｍ ２３７ｐ
分類 210.4
件名 日本－歴史－中世 , 寺院－日本－歴史－中世
注記 文献あり
著者紹介 １９５５年東京都生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。思想家・中世史研究家。一乗谷朝倉氏遺跡調査研究所文化財調査員、文化庁記念物課技官、長岡造形大学教授など歴任。現在は研究・執筆活動に専念。著書「寺社勢力の中世」など。
内容紹介 「世を仕損なった」人たちが移民となって流れ込んできた「無縁所」。なぜ人は有縁の世から逃れ、無縁世界で一時の命をつなぎ再起をかけようとしたのか。たしかな史料で日本中世を描く。
要旨 中世において、朝廷・幕府以上の存在感を持っていた寺社＝境内都市＝無縁所。そこには、「世を仕損なった」人たちが、移民となって流れ込んできた。なぜ人は、有縁の世から逃れ、無縁世界で一時の命を繋ぎ再起を賭けようとしたのか。また、無縁世界が有縁世界に対抗しえたのは、どんな思想、どんな実力によるものなのか。網野善彦や民俗学の知見を批判的に乗り越えつつ、たしかな史料で日本中世を描く。
目次 序章　秀吉のバイプレーヤー―木食応其と無償の善意；第１章　山門摩滅か武家滅亡か；第２章　無縁所の魅力；第３章　なぜ人々は駆込むのか―未開国家と無縁所；第４章　これが無縁所だ！；終章　無縁所と中世社会―時代へのメッセージ
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06545-2　　 4-480-06545-8
書誌番号 1110033065

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