芭蕉から蕪村登場 -- 角川叢書 --
楠元六男 /著   -- 角川学芸出版 -- 2010.5 -- 20cm -- 213p

資料詳細

タイトル 江戸の俳壇革命
副書名 芭蕉から蕪村登場
シリーズ名 角川叢書
著者名等 楠元六男 /著  
出版 角川学芸出版 2010.5
大きさ等 20cm 213p
分類 911.302
件名 俳諧-歴史-江戸時代
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1947年鹿児島県生まれ。都留文科大学卒。立教大学大学院文学部文学研究科博士課程後期課程中退。現在、都留文科大学大学院教授。2007年「芭蕉、その後」で第29回角川源義賞、伊賀市芭蕉祭「文部科学大臣賞」受賞。著書はほかに「享保期江戸俳諧攷」など。
内容紹介 芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出た、ほんとうの理由とは何だったのか。上方文化に代わる江戸文化の礎が築かれた元禄・享保期、大名家の文化サロンが担った役割や下級武士たちの活躍を含め、江戸の俳諧史を問い直す。
要旨 新天地の江戸にやってきた芭蕉は、宗匠という指導者になったにもかかわらず、即座にその仕事を放棄し、深川に隠棲してしまう。はたして、その原因は何だったのか―。芭蕉が活躍し、蕪村が登場するまでの江戸俳壇は、まさに下克上の時代。内藤家に代表される大名家の文化サロン、江戸と地方という俳壇の対立構造、江戸の宗匠たちの組織を崩壊させた『五色墨』の存在、江戸の札差・大口屋治兵衛らいわば素人俳人たちの活躍など、元禄から享保末期までの江戸俳壇を追い、変革の時代をとらえ直す。
目次 第1章 芭蕉の時代(芭蕉の深川隠棲;江戸の古参俳人離反);第2章 其角・沾徳の時代と終焉(沾徳繁栄時代の概要;芭蕉発の点取俳諧の展開―其角の影響力;『五色墨』の実像―仙鶴の活動を視野に入れながら);第3章 享保末期からの旅立ち(素人の芭風回帰―大口屋暁雨のケース;おしよせる波からの飛翔―江戸風から蕪村登場へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-702147-1   4-04-702147-4
書誌番号 1110036948
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110036948

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