八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌 -- 越境する近代 --
丸山泰明 /著   -- 青弓社 -- 2010.5 -- 22cm -- 262p

資料詳細

タイトル 凍える帝国
副書名 八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌
シリーズ名 越境する近代
著者名等 丸山泰明 /著  
出版 青弓社 2010.5
大きさ等 22cm 262p
分類 396.21
件名 陸軍-日本-歴史 , 登山-遭難 , 八甲田山-登山
注記 索引あり
著者紹介 1975年新潟県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。国立歴史民俗博物館機関研究員、東邦大学理学部非常勤講師。専攻は民俗学。共著に「都市の暮らしの民俗学2都市の光と闇」「戦死者のゆくえ」「日本文化の人類学 異文化の民俗学」など。
内容紹介 199人もの死者を出した八甲田山雪中行軍遭難事件。この未曾有の出来事が当時の社会と人々にどんな衝撃を与え、記憶されていったのか、死者はどのように慰霊されたのかを記述し、大日本帝国の形成期を問い直す。
要旨 日露戦争開戦前夜の一九〇二年。青森県・八甲田山で起こった雪中行軍遭難事件(死者百九十九人)は当時の社会に驚愕と悲嘆を巻き起こすと同時に、惨事への好奇のまなざしを生成し美談をも生み出していった。死者はどのように慰霊・顕彰されたのか。そしてこの未曾有の出来事の記憶は誰によって編集されていったのか。新聞報道や防衛省所蔵の公文書、聞き取り調査などからその経緯を丹念に追い、大日本帝国の形成期を問い直す。
目次 第1章 雪中行軍の歴史的背景と遭難の衝撃;第2章 陸軍と政府の対応、地域社会の反応;第3章 惨事への好奇心―見世物から映画へ;第4章 美談のイコノグラフィ;第5章 仮死の記念碑;第6章 遠い靖国;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-2038-7   4-7872-2038-1
書誌番号 1110037520

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 396.2 一般書 利用可 - 2044407593 iLisvirtual