増補版 -- 東方選書 --
金文京 /著   -- 東方書店 -- 2010.5 -- 19cm -- 302p

資料詳細

タイトル 三国志演義の世界
版情報 増補版
シリーズ名 東方選書
著者名等 金文京 /著  
出版 東方書店 2010.5
大きさ等 19cm 302p
分類 923.5
注記 文献あり
著者紹介 1952年東京都生まれ。京都大学大学院中国語学文学科博士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所教授。主要論著に「花関索伝の研究」「中国小説選」「教養のための中国語」「老乞大-朝鮮中世の中国語会話読本」「三国志の世界-後漢三国時代」。
内容紹介 物語としての「三国志演義」は、いかに作られたのか。正史「三国志」に基づいた史実と、フィクションを交えた叙述のスタイルを分析する。七実三虚の物語を生んだ、中国的世界観に迫る学術エンターテインメント。
要旨 物語としての『三国志演義』は、いかに作られたのか。正史『三国志』に基づいた史実と、フィクションを交えた叙述のスタイルを分析する。さらに唐代以前から明清代にいたる『演義』の成立事情、謎につつまれた作者羅貫中の人物像、関羽・劉備・張飛ら登場人物のキャラクターの変遷など、奥深い作品世界を案内する。後半では、『演義』の研究にも大きな影響を与えた民間伝承『花関索伝』、明清代の書坊による出版戦争、『演義』に反映された正統論や五行思想など、物語の背後にある文化や世界観も描き出す。本「増補版」では、初版から十七年を経た研究の進展を随所に反映させるとともに、日本と韓国における『演義』受容の様相を第九章として新たに加えた。
目次 1 物語は「三」からはじまる;2 『三国志』と『三国志演義』―歴史と小説;3 『三国志』から『三国志演義』へ―歴史から小説へ;4 羅貫中の謎;5 人物像の変遷;6 三国志外伝―『花関索伝』;7 『三国志演義』の出版戦争;8 『三国志演義』の思想;9 東アジアの『三国志演義』
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-21009-8   4-497-21009-X
書誌番号 1110039391

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 923.5 一般書 利用可 - 2044490440 iLisvirtual
都筑 公開 923 一般書 貸出中 - 2044456020 iLisvirtual