杉山幸丸 /著   -- はる書房 -- 2010.5 -- 20cm -- 252p

資料詳細

タイトル 私の歩んだ霊長類学
著者名等 杉山幸丸 /著  
出版 はる書房 2010.5
大きさ等 20cm 252p
分類 489.9
件名 霊長類
注記 文献あり
著者紹介 1935年旧満州新京生まれ。63年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。同大学理学部助手、霊長類研究所助教授を経て教授。96年所長。99年退官。2000年東海学園大学教授。04年まで人文学部長。06年退職。日本霊長類学会会長、日本生態学会中部地区会長などを歴任。
内容紹介 遭遇したいくつもの“非常態”な行動とその解明は、驚きとともに、自然を見る目を新たに開いてくれた…。半世紀以上にわたり霊長類学を研究してきた著者が、研究とは何か、またその成功と失敗とは何かを語る。
要旨 世界の目を、日本の霊長類学に向けさせた発見の数々。半世紀以上に及ぶ研究生活からいま明かす、研究とはなにか、またその「成功」と「失敗」とは。
目次 第1章 霊長類学の故郷・高崎山(高崎山のサルの歴史;群れ分裂の発見;増えすぎたサル山のサル;個体群の管理を試みる;出産率を抑える;森林破壊の実態;これからの高崎山);第2章 普通か例外か―霊仙山のサル(頻繁な雄の出入り;群れを離れる雌;雌の群れ離脱は例外か;なぜ雌が群れから離れるのか;優劣順位と子孫残し率;優劣と順位序列に関する認識の差;群れの輪郭);第3章 神の使い―子殺しをするハヌマン・ラングール(集中調査地点を絞る;社会構造と種内子殺し;子殺し発見を世界に発信;一転した欧米の反応;国内ではほとんど無反応;子殺しはハヌマン・ラングール共有の特徴か;子殺し発見の果たした役割;なぜ私であり、私でなかったのか;広まりのメカニズム;その後の進展);第4章 動物としてのチンパンジー―東アフリカから西アフリカへ(ブドンゴの森の離合集散;ボッソウの社会集団と繁殖集団;分散と移籍の構造;成長、成熟、そして老化;流行病によってもたらされた個体数減少;独自の文化;工具を操るチンパンジ0?;房づくりの真相);第5章 大学教育への参加(いかに調査へのお返しをするか;ギニアの大学の現状;堕医学とその設備;教育参加のきっかけ・
ISBN(13)、ISBN 978-4-89984-114-2   4-89984-114-0
書誌番号 1110039752
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110039752

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