行軍兵士の実存 --
岡庭昇 /著   -- 菁柿堂 -- 2010.5 -- 20cm -- 206p

資料詳細

タイトル 田中小実昌
副書名 行軍兵士の実存
著者名等 岡庭昇 /著  
出版 菁柿堂 2010.5
大きさ等 20cm 206p
分類 910.268
個人件名 田中小実昌
注記 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 1942年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。社会評論家で、文芸評論家でもある。著書多数。近年の著書に「持ち越された世紀末」「帝国の暗闇から」「いまさらブッシュ」「私小説という哲学」「植民地文学の成立」がある。
内容紹介 人気作家であると同時に、まったく理解されない作家。その巨大な才能と残された可能性を、深い哀惜の念を以て、論じる。19歳の戦争体験が決定した、生涯を縛る「行軍体験」から表現者田中小実昌を語る。
要旨 田中小実昌は愛されて理解されない作家だった。その巨大な才能と残された可能性を、深い哀惜の念を以て論じる。十九歳の戦争体験が決定した、生涯を縛る「行軍体験」から表現者小実昌を語る書き下ろし。
目次 1 ふと存在する傑作―『鮟鱇の足』を読む;2 戦争体験―宿命になった行軍兵士;3 万物は流転する―行軍兵とスラプスティック;4 「女」依存症―あるいはすべて女性は神様である;5 戦後に帰る―試みられた日常;6 持ち越された行軍―幻想の戦後に対峙する;7 バス旅―形を変えた行軍;8 信仰―実存的宗教とは
ISBN(13)、ISBN 978-4-434-14598-8   4-434-14598-3
書誌番号 1110039848

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