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【図書】 文化財の社会史

近現代史と伝統文化の変遷 --
森本和男 ／著   -- 彩流社 -- ２０１０．６ -- ２２ｃｍ -- ７９１，１６ｐ

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タイトル 文化財の社会史
副書名 近現代史と伝統文化の変遷
著者名等 森本和男 ／著  
出版 彩流社 ２０１０．６
大きさ等 ２２ｃｍ ７９１，１６ｐ
分類 709.1
件名 文化行政－歴史 , 文化財－日本
注記 年表あり　索引あり
著者紹介 １９５５年兵庫県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。千葉県教育振興財団上席研究員。著書「遺跡と発掘の社会史」、共著「古代日本の稲作」「国家の形成」「ロシア狩猟文化誌」「ロシア極東の民族考古学」その他。訳書Ｊ．フォーシス「シベリア先住民の歴史」。
内容紹介 廃仏毀釈、万博と古美術、古社寺保存、天皇聖跡と神代、略奪文化財、開発と遺跡…。戦後のＧＨＱ文書などを駆使し、近代国家が「生み出した」文化遺産と、その成り立ちを辿る初の通史。
要旨 国家と文化財の関係を、ＧＨＱ文書などを駆使し、明治から現代までを辿る初の通史。
目次 第１部　近代社会と古美術の成立（近代の幕開けと廃仏毀釈；近代化における古器物・宝物の登場；殖産興業と珍重される古器物；勧業の古器物から美術の宝物へ）；第２部　保存に関与した社会層と国民国家（古社寺保存制度の展開；各地でおきた古社寺保存運動；宝物コレクターの社会層；古社寺保存法の成立と国民国家）；第３部　思想教化としての史跡（内務省地理局と古跡保存；大正デモクラシーと地方を主体とした保存；明治天皇聖跡と国民精神総動員；戦時下の史跡保存）；第４部　海外における文化財（植民地における史跡・古跡保存；日本の中国侵略と文化財）；第５部　転生する「伝統文化」（ＧＨＱと文化財による賠償論・返還政策の変遷；略奪文化財の返還；軍事記念物から平和記念物へのシンボルの転換；情報社会と文化財行政の現状と未来）
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-1536-3　　 4-7791-1536-1
書誌番号 1110040208

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