死者をたたえるのは誰のためか --
高橋哲哉 /著, 菱木政晴 /著, 森一弘 /著   -- 白澤社 -- 2010.6 -- 19cm -- 173p

資料詳細

タイトル 殉教と殉国と信仰と
副書名 死者をたたえるのは誰のためか
著者名等 高橋哲哉 /著, 菱木政晴 /著, 森一弘 /著  
出版 白澤社 2010.6
大きさ等 19cm 173p
分類 198.2
件名 カトリック教 , 仏教 , 生と死
著者紹介 【高橋】1956年福島県生まれ。哲学者、東京大学大学院教授。主な著書に「記憶のエチカ」「デリダ」「反・哲学入門」「靖国問題」「国家と犠牲」など。
内容紹介 死者とどう向き合うのか。平和や平等を説く宗教が命の価値に序列を付け、戦争へと人々を駆り立てた歴史を踏まえ、殉教・殉国のない社会は可能か、キリスト者、仏教者、哲学者が立場を超えて語り合う。
要旨 死者をたたえるのは誰のためなのか?第1部は、カトリックの殉教者を顕彰する列福式を契機に開催されたシンポジウム記録。死者を顕彰することと信仰との関係について、哲学者・高橋哲哉の問題提起を受け、真宗大谷派僧侶・菱木政晴とカトリック司教・森一弘が、宗教者が戦争へと人々を駆り立てた歴史を踏まえ、殉教と殉国の同型性の根はどこにあるのか、殉教と殉国のない社会は可能かなどを縦横に論じる。第2部では、シンポジウムでのディスカッションで浮かび上がった諸問題、「命」をどうとらえるか、仏教は平和的か、犠牲と殉教の関係など、より一般的な問題について議論を深める。
目次 第1部 シンポジウム 死者をたたえるのは誰のため?(シンポジウム趣旨説明;基調講演“殉教”を問う;殉教と殉国、その問題の所在;たとえ死に引き渡そうとも、愛がなければ無に等しい;ディスカッション;しめくくりの挨拶);第2部 座談会 殉教・殉国と信仰(「命」をどうとらえるか;仏教は平和的か;犠牲と殉教の関係をめぐって;交換と贈与をめぐって;信仰について語ること)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-7934-6   4-7684-7934-0
書誌番号 1110041543
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110041543

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