岩波シリーズ日本近現代史批判 -- 歴史学叢書 --
宮地正人 /著   -- 名著刊行会 -- 2010.5 -- 20cm -- 317p

資料詳細

タイトル 通史の方法
副書名 岩波シリーズ日本近現代史批判
シリーズ名 歴史学叢書
著者名等 宮地正人 /著  
出版 名著刊行会 2010.5
大きさ等 20cm 317p
分類 210.6
件名 日本-歴史-近代
著者紹介 1944年久留米市生まれ。66年東京大学文学部卒。71年東京大学人文科学研究科博士課程中退、東京大学文学部助手。73年東京大学史科編纂所入所。82年同助教授。89年同教授。2001~05年国立歴史民俗博物館長。現在、東京大学名誉教授。著書「日露戦後政治史の研究」など。
内容紹介 広く国民的にも新しい通史が求められる今日。日本近現代史を専攻し、通史叙述にも関心を持つ著者が、岩波の「シリーズ日本近現代史」全巻を検証。批判的論述は詳細に、その論拠と自説とを緻密かつ実証的に展開する。
要旨 戦後65年になる今日、歴史学界のみならず広く国民的にも新しい通史が求められている。岩波の「シリーズ日本近現代史」第一巻から第九巻は、このような要望に答えるために企画・出版されたものである。しかし、明治維新史を中心に日本近現代史を専攻し、通史叙述にも強い関心を持って来た著者は、このシリーズ全巻を検証する。第一巻の「成熟した伝統社会論」、第二巻の「国民国家論」、第七巻の「総力戦体制論」などが批判的に取上げられるが、とりわけ明治維新論や福沢諭吉論などの批判的論述は詳細であり、その論拠と自説とが緻密かつ実証的に展開される。
目次 序章 なぜ日本の近現代史を学ぶのだろうか;第1章 真向から対立する二つの明治維新論;第2章 民権運動をどのように位置づけるか;第3章 帝国主義世界体制への参入と天皇制国家の確立;第4章 軍部ファシズムと侵略戦争への道;第5章 敗戦と戦後改革をどう見るのか;終章 戦後という時代のとらえ方;付論1 国民国家の論じ方によせて;付論2 アジアと日本―世界史との関連性についての試論
ISBN(13)、ISBN 978-4-8390-0342-5   4-8390-0342-4
書誌番号 1110041547
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110041547

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