1900年体制の崩壊 -- ちくま学芸文庫 --
坂野潤治 /著   -- 筑摩書房 -- 2010.6 -- 15cm -- 257,4p

資料詳細

タイトル 明治国家の終焉
副書名 1900年体制の崩壊
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 坂野潤治 /著  
出版 筑摩書房 2010.6
大きさ等 15cm 257,4p
分類 210.69
件名 日本-歴史-大正時代
注記 『大正政変』(ミネルヴァ書房1994年刊)の加筆・訂正、改題
注記 文献あり
要旨 「1900年体制」とは、官僚閥の桂太郎と議会第一党・政友会の原敬によって構築された協調体制である。それは日露戦争後の金融界・産業界・都市部住民の主張を制限し、陸海軍と農村地主の利益を最優先しようとするものだった。ところが、軍部は陸軍と海軍に、官僚は大蔵と内務・鉄道院に、与党は積極財政派と行財政整理派に分裂し、野党・立憲国民党を巻き込んで政界は四分五裂に陥る。「民衆運動」もそれに共振し、統治システムの再編は迷走を続けた。「1955年体制」の崩壊を通奏低音としながら、予算問題の政治対立に焦点を当て、近代日本の臨界点となった「大正政変」の軌跡をたどる。
目次 第1章 桂園時代の成立と展開(桂園時代の開幕;桂園時代下の攻防);第2章 桂園時代の崩壊(桂園時代の終焉;第二次西園寺内閣の退陣);第3章 大正政変(大正政変;山本内閣の成立と崩壊);第4章 大隈内閣の成立と大正政変期の終焉(大隈内閣と世論;増師の実現)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09296-0   4-480-09296-X
書誌番号 1110042289
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110042289

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中央 書庫 文庫本 210.6/106 一般書 利用可 - 2044483427 iLisvirtual