講談社選書メチエ -- シリーズ選書日本中世史 2
東島誠 /著   -- 講談社 -- 2010.6 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 自由にしてケシカラン人々の世紀
シリーズ名 講談社選書メチエ シリーズ選書日本中世史 2
著者名等 東島誠 /著  
出版 講談社 2010.6
大きさ等 19cm 222p
分類 210.4
件名 日本-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1967年大阪生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、聖学院大学教授。専攻は歴史学。著書に「公共圏の歴史的創造-江湖の思想へ」など。
内容紹介 南北朝と戦国という中世における2つの変革期。そこで日本はどう変わり、変われなかったのか。「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、平易で軽妙な語り口とで鮮やかに論じる。
要旨 惣村は住みやすいか?都市の空気は人を自由にしたか?―南北朝と戦国というふたつの動乱期にあって、日本型社会の「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを歴史学の視線と平易な語り口で論じる。
目次 江湖散人の眼―可能態としての中世;第1部 「ケシカラン」世紀の可能性(内藤湖南の「近代」とフロイスの「中世」;中世に向かう現代―あなたも君も十四世紀人?;妄想と打算―双面の後醍醐天皇;東アジア史のなかの一三四九―五〇年;一三六七年、二人の公方の死;ある禅僧の諦念―あまりに日本的な…作法;主体なき十四世紀と天皇);第2部 戦国時代は人々を自由にしたか(閉塞とV字回復の十五世紀;足利義政と寛正の飢饉;都市は生きやすいか;惣村は住みやすいか;埋め立てられる“間隙”―徳川政治の起源;信長は中世を破壊したか;豊臣秀吉が壊し、作り変えたもの);江湖放浪を決意すること―そのさきの近世(丸山眞男と“文芸的公共圏”;吉宗の時代の災害ボランティア;江戸時代の“読書革命”)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258467-8   4-06-258467-0
書誌番号 1110042506

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.4 一般書 利用可 - 2044618071 iLisvirtual