講談社選書メチエ --
小川原正道 /著   -- 講談社 -- 2010.6 -- 19cm -- 222p

資料詳細

タイトル 近代日本の戦争と宗教
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 小川原正道 /著  
出版 講談社 2010.6
大きさ等 19cm 222p
分類 210.6
件名 日本-歴史-明治時代 , 戦争-歴史 , 戦争と宗教
著者紹介 1976年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、同大学法学部准教授。専攻は、近代日本政治史・政治思想史・宗教行政史。主な著書に「西南戦争-西郷隆盛と日本最後の内戦」など。
内容紹介 戊辰戦争による新政権の誕生から、日露戦争の勝利により対外的な地位を向上させるまで、明治国家の歩みには戦争が伴っていた。戦争を遂行する国家に、宗教はどう向き合い行動したのか。「宗教と戦争」の実態を描く。
要旨 戊辰戦争によって新たな政権が誕生してから、日清戦争・日露戦争の勝利によって対外的な地位を向上させるまで、明治国家のあゆみには、戦争がともなっていた。そうした戦いのなか、神社界、仏教界、キリスト教界は、いかなる反応をみせたのか。従軍布教や軍資金の提供といった積極的な協力姿勢から、反戦論・非戦論をはじめとする、消極的姿勢―、その実態を描く。
目次 第1章 戊辰戦争と宗教―権力交代劇の狭間で(戦争と本願寺;神職たちの戦争と天皇の祈り;徳川家菩提寺のゆくえ);第2章 台湾出兵―初めての海外派兵と軍資献納(初の海外派兵と大教院;出兵と神宮・出雲大社;その他の神社界の動向と外交交渉の妥協;凱旋と教導職賀章上呈);第3章 西南戦争―日本最期の内戦の中で(教部省の廃止と戦争の勃発;戦争下における真宗;戦争下における神社;真宗解禁の意義とその後の田中直哉);第4章 日清戦争―アジアの大国との決戦と軍事支援(戦争の勃発と仏教界の協力;キリスト教界の協力と戦争観;神道界の動き;「従軍」から「開教」へ);第5章 日露戦争―列強との対決と「団結」(ロシア正教迫害問題の発生と正教側の対応;ロシア正教問題に対する政府・宗教界・軍の対応;日本軍の展開と従軍布教;キリスト教界と非戦の声)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258474-6   4-06-258474-3
書誌番号 1110042508
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110042508

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