鉄道・メトロ時代の熱狂 -- 河出ブックス --
北河大次郎 /著   -- 河出書房新社 -- 2010.6 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル 近代都市パリの誕生
副書名 鉄道・メトロ時代の熱狂
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 北河大次郎 /著  
出版 河出書房新社 2010.6
大きさ等 19cm 243p
分類 686.235
件名 鉄道-フランス-歴史 , パリ-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1969年生まれ。東京大学工学部卒。文化庁文化財調査官、パリ大学客員講師などを経て、現在、イタリアに所在する国際機関イクロムに勤務。98年土木学会論文奨励賞受賞。主な著書に「図説日本の近代化遺産」「歴史学事典第14巻ものとわざ」。
内容紹介 鉄道建設への情熱とメトロへの期待が沸騰していた19世紀、パリ。様々な対立の中で、パリはなぜ都市の歴史性を守り、美しい街並みを保つことができたのか。都市史と鉄道史を横断する、まったく新しいパリ論。〈受賞情報〉サントリー学芸賞芸術・文学部門(弟32回)
要旨 かつて人々が鉄道に夢を託し熱狂した時代があった。それは変化を求める人々の高揚感が社会を支配した、文明史の一つの高潮期であった。鉄道はその姿形によって、人々を無邪気に興奮させただけではない。従来の国土政策や経済社会の仕組みにさまざまな変革をもたらしながら、物質社会の繁栄を生み出した。官vs民、サン=シモン主義者vsフーリエ主義者、地下vs高架、蒸気vs電気、エンジニアvs建築家―鉄道整備をめぐって浮き彫りとなったさまざまな葛藤の歴史を経て、パリは初めて現在のような都市としての個性を獲得するのである。
目次 序章 パリ、都市と鉄道の一九世紀;第1章 サン=シモン主義者の鉄道網構想―ユートピアから現実へ;第2章 駅をめぐる都市論争―パリ近代化への挑戦;第3章 メトロ網構想と政治の戦い―第三共和制下の国と地方の対立;第4章 地下メトロvs高架メトロ―衝突する未来のイメージ;終章 一九世紀から二〇世紀へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62417-4   4-309-62417-0
書誌番号 1110042621
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110042621

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