歴史 記憶 文化 --
高榮蘭 /著   -- 藤原書店 -- 2010.6 -- 20cm -- 381p

資料詳細

タイトル 「戦後」というイデオロギー
副書名 歴史 記憶 文化
著者名等 高榮蘭 /著  
出版 藤原書店 2010.6
大きさ等 20cm 381p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
注記 索引あり
著者紹介 1968年韓国・光州生まれ。94年来日。2003年日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、日本大学文理学部准教授。専門、日本近代文学。主要論文「出版帝国の〈戦争〉-1930年前後の改造社と山本実彦「満・鮮」から」など。
内容紹介 幸徳秋水、「植民地」作家・張赫宙らは、「非戦」「抵抗」「連帯」の文脈の中でいかに神話化されてきたのか。「戦後」が編成する「弱い日本」幻想において不可視化されてきた、多様な「記憶」のノイズの可能性を問う。
要旨 「植民地」は、いかに消費されてきたか?幸徳秋水、島崎藤村、中野重治や、「植民地」作家・張赫宙、「在日」作家・金達寿らは、「非戦」「抵抗」「連帯」の文脈の中で、いかにして神話化されてきたのか。「戦後」が編成する「弱い日本」幻想において不可視化されてきた多様な「記憶」のノイズの可能性を問う。
目次 第1部 戦後というバイアス(幸徳秋水と平和的膨張主義;『破戒』における「テキサス」);第2部 記憶をめぐる抗争(戦略としての「朝鮮」表象;植民地を消費する;総力戦と『破戒』の改訂);第3部 戦後神話のノイズ(文学と八月一五日;「植民地・日本」という神話;共闘の場における「女」たち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89434-748-9   4-89434-748-2
書誌番号 1110045161
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110045161

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6727 一般書 利用可 - 2044733270 iLisvirtual