講談社現代新書 --
小林千草 /著   -- 講談社 -- 2010.7 -- 18cm -- 280p

資料詳細

タイトル 伊達政宗、最期の日々
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 小林千草 /著  
出版 講談社 2010.7
大きさ等 18cm 280p
分類 289.1
個人件名 伊達政宗
注記 文献あり
著者紹介 1946年生まれ。72年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、東海大学文学部教授。85年佐伯国語学賞、2002年「中世文献の表現論的研究」で新村出賞受賞。日本語の歴史、能狂言総論、表現論、現代語の諸問題を研究対象とする。
内容紹介 太平の世にあって歴戦の老将は過去を顧み、わが亡き後の家の安泰に思いを巡らす。息子や正室への戒め、家臣への気遣い、将軍・幕閣に対する深い慮り…。側近く仕えた小姓の筆が伝える、愛する者たちへの別れの作法。
要旨 太平の世にあって歴戦の老将は過去をかえりみ、わが亡き後の家の安泰に思いをめぐらす。息子や正室への戒め、家臣へのあたたかい気遣い、将軍・幕閣に対する深い慮り…。側近・木村宇右衛門が書き残した伊達政宗の肉声は、一代の英雄がいかに老い、死を受け容れたかを鮮やかに伝え、愛する者への「別れの作法」とは何かを現代人に教えてくれる。
目次 第1章 くもりなき心の月をさきだてて(齢、すでに古稀;いとま乞いの江戸行き;日光社参);第2章 病身をおして(「医師団」の差遣;御心ざしかたじけなく存じ候;死を前にしたユーモア);第3章 将軍家光との別れ(隠密の御成;障子越しのドキュメント;小姓は見た!);第4章 殉死を望む家臣たち(上意の鍼治療;息子とのスキンシップ;むげに死なんは口惜しきことなり);第5章 政宗臨終(愛姫からの手紙;会えぬがゆえに;最期の夜)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-288060-2   4-06-288060-1
書誌番号 1110051849

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