物語の舞台を歩く --
本郷恵子 /著   -- 山川出版社 -- 2010.7 -- 20cm -- 153p

資料詳細

タイトル 古今著聞集
シリーズ名 物語の舞台を歩く
著者名等 本郷恵子 /著  
出版 山川出版社 2010.7
大きさ等 20cm 153p
分類 913.47
件名 文学地理-日本
注記 並列タイトル:Kokonchomonju
注記 文献あり
著者紹介 1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻:日本中世史。現在、東京大学史料編纂所教授。主要著書:「中世公家政権の研究」「中世人の経済感覚-「お買い物」からさぐる-」「日本の歴史6京・鎌倉ふたつの王権」など。
内容紹介 物語を旅するハンディーなシリーズ。本書は、鎌倉時代の「古今著聞集」。雅やかな宮廷生活を伝えようとしつつ、いつのまにか首尾一貫しない見聞や怪しげな噂を語り、生活感溢れる風刺や笑いを紡ぎだす説話集を紹介。
要旨 中世は説話の時代です。「和歌を詠む私」に迷いなく没入するのが王朝物語の世界だとしたら、「『和歌を詠む私』ってなんだろう?と、ふと考えてしまう私」の視点で書かれたものが説話であるといえるでしょう。鎌倉時代中期に成立した『古今著聞集』は、雅やかな宮廷生活を伝えようとしながら、いつのまにか首尾一貫しない見聞や怪しげな噂を語り、生活感あふれる風刺や笑いを紡ぎだしていきます。天皇や上皇、源頼朝をはじめとする鎌倉幕府の武士たち、高僧と楽人、泥棒に詐欺師、犬・猿などの動物から、鬼・天狗のような異界の住人まで、さまざまなキャラクターが、縦横活躍します。中世人のまるごとの世界観を、ぜひ味わってみてください。
目次 1章 説話の時代・王者の肖像(説話の時代と『古今著聞集』;朝廷の宝蔵と年中行事絵巻;宝物いろいろ);2章 後鳥羽院と犯罪者たち(博打の顛末;王者と水のイメージ);3章 きぬかけの道をたどって(成季と徳大寺家;仁和寺周辺の説話;西園寺家と成季);4章 『古今著聞集』の動物たち(信仰と祭祀、殺生と解脱;高雄の猿・醍醐の天狗;鎌倉幕府の武士たち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-22520-6   4-634-22520-4
書誌番号 1110052382
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110052382

所蔵

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保土ケ谷 公開 Map 913.4 一般書 利用可 - 2044614025 iLisvirtual
磯子 公開 Map 913.4 一般書 利用可 - 2044712094 iLisvirtual