「出生」の思想の誕生 --
森川輝一 /著   -- 岩波書店 -- 2010.7 -- 20cm -- 386,15p

資料詳細

タイトル 〈始まり〉のアーレント
副書名 「出生」の思想の誕生
著者名等 森川輝一 /著  
出版 岩波書店 2010.7
大きさ等 20cm 386,15p
分類 311.234
個人件名 アーレント,ハナ
注記 文献あり
著者紹介 1971年生まれ。西洋政治思想史専攻。現在、名城大学法学部准教授。共著に「二十世紀の政治思想家たち-新しい秩序像を求めて」「政治概念の歴史的展開」第1巻がある。
内容紹介 豊饒な可能性を湛え、つねに我々の思索にインスピレーションを与え続ける思想家ハンナ・アーレント。その思索の起源に遡り、草稿を含む主要なテクストの精読を通して、その「始まり」を明らかにする。
要旨 「自由」や「複数性」といった概念を懐胎した、アーレントを貫く原理である「出生」の思想とは何か。「世界への愛」が、ここから開かれる。
目次 第1章 アーレント解釈史を捉え直す―何が問われ、何が問われてこなかったのか(裁断されるアーレントの思想―現代政治理論の隘路の中で;拡散するアーレント像―一九九〇年代以降のアーレント解釈 ほか);第2章 自己・他者・世界をめぐる問いの始まり―アウグスティヌス論とパーリア論(『アウグスティヌスにおける愛の概念』―その問いの構造;『アウグスティヌスにおける愛の概念』におけるアーレントの探究―隣人の意義をめぐって ほか);第3章 「制作」の暴力性―全体主義論の生成過程(1)(アーレントの全体主義論の特質―その問いの射程と構造;「人種帝国主義」論から『全体主義の起源』初版まで―近代人のニヒリズム ほか);第4章 「制作」から「労働」へ―全体主義論の生成過程(2)(「制作」と「労働」―過程を支配するhomo faberと過程に支配されるanimal laborans;「組織化された孤絶」の破壊力―『全体主義の起源』第二版における全体主義理解 ほか);第5章 出生について―政治的なるものの「始まり=原理」(「出生」の思想の誕生―「始まり」の時間性;自由の「始まり=原理」―『アウグスティヌスにおける愛の概念』を新たに・
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024459-6   4-00-024459-0
書誌番号 1110053165
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110053165

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