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【図書】 国家神道と日本人

岩波新書 --
島薗進 ／著   -- 岩波書店 -- ２０１０．７ -- １８ｃｍ -- ２３７ｐ

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タイトル 国家神道と日本人
シリーズ名 岩波新書
著者名等 島薗進 ／著  
出版 岩波書店 ２０１０．７
大きさ等 １８ｃｍ ２３７ｐ
分類 175.1
件名 神道
注記 文献あり
著者紹介 １９４８年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科、文学部宗教学科教授。専攻、近代日本宗教史、宗教理論研究。著書「現代救済宗教論」など。
内容紹介 戦前、国家主義と結びつき日本人の精神的支柱として機能した国家神道。敗戦でそれは解体・消滅したのか。宮中祭祀や天皇崇敬の装置を視野に、明治維新期の国家構想、民間宗教との位相、国民の関与などを丹念に追う。
要旨 戦前、日本人の精神的支柱として機能した「国家神道」。それはいつどのように構想され、どのように国民の心身に入り込んでいったのか。また、敗戦でそれは解体・消滅したのか。本書では、神社だけではなく、皇室祭祀や天皇崇敬の装置を視野に入れ、国体思想や民間宗教との関わりを丹念に追う。日本の精神史理解のベースを提示する意欲作。
目次 第１章　国家神道はどのような位置にあったのか？―宗教地形（「公」と「私」の二重構造；「日本型政教分離」の実態；皇室祭祀と「祭政一致」体制の創出；宗教史から見た帝国憲法と教育勅語；信教の自由、思想・良心の自由の限界）；第２章　国家神道はどのように捉えられてきたか？―用語法（国家神道の構成要素；戦時中をモデルとする国家神道論；神道指令が国家神道と捉えたもの；皇室祭祀を排除した国家神道論を超えて）；第３章　国家神道はどのように生み出されたか？―幕末維新期（皇室祭祀と神社神道の一体性；新たな総合理念としての皇道論；維新前後の国学の新潮流；皇道論から教育勅語へ）；第４章　国家神道はどのように広められたか？―教育勅語以後（国家神道の歴史像；天皇・皇室崇敬の国民への浸透；国家神道の言説をつけていくシステム；下からの国家神道）；第５章　国家神道は解体したのか？―戦後（「国家神道の解体」の実態；神社本庁の天皇崇敬；地域社会の神社と国民；見えにくい国家神道）
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431259-8　　 4-00-431259-0
書誌番号 1110054756
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110054756

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