幻冬舎新書 --
岩波明 /著   -- 幻冬舎 -- 2010.7 -- 18cm -- 225p

資料詳細

タイトル 文豪はみんな、うつ
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 岩波明 /著  
出版 幻冬舎 2010.7
大きさ等 18cm 225p
分類 910.26
件名 日本文学-作家 , 精神病学
注記 文献あり
著者紹介 1959年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒。精神科医。昭和大学医学部精神医学教室准教授。都立松沢病院、東大病院精神科などで精神科臨床にたずさわる。主な研究分野は、うつ病の薬物療法、統合失調症の認知機能障害、精神疾患と犯罪など。著書「狂気という隣人」など。
内容紹介 漱石、芥川など、文学史上に残る傑作を数多残した文豪たちは、才能への不安、女性問題などに苦しみ続け、苦悩そのものを作品にした。「芥川は分裂症」などの定説を覆す、精神科医によるスキャンダラスな作家論。
要旨 明治から昭和初期、文学史上に残る傑作を数多残した10人の文豪―漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。彼らのうち、7人が重症の精神疾患に罹患し、2人が「精神病院」に入院、4人が自殺している。才能への不安、女性問題、近親者の死、肉親の精神疾患などに苦しみ続け、苦悩そのものを作品にした。漱石はうつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描いた。「芥川は分裂症」などの定説を覆す、精神科医によるスキャンダラスな作家論。
目次 第1章 夏目漱石―一八六七~一九一六(享年四十九歳);第2章 有島武郎―一八七八~一九二三(享年四十五歳);第3章 芥川龍之介―一八九二~一九二七(享年三十五歳);第4章 島田清次郎―一八九九~一九三〇(享年三十歳);第5章 宮沢賢治―一八九六~一九三三(享年三十七歳);第6章 中原中也―一九〇七~一九三七(享年三十歳);第7章 島崎藤村―一八七二~一九四三(享年七十一歳);第8章 太宰治―一九〇九~一九四八(享年三十九歳);第9章 谷崎潤一郎―一八八六~一九六五(享年七十九歳);第10章 川端康成―一八九九~一九七二(享年七十三歳)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98177-5   4-344-98177-4
書誌番号 1110055264
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110055264

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