近代化のネジレと捏造された維新史 --
礫川全次 /著   -- 批評社 -- 2010.8 -- 20cm -- 287p

資料詳細

タイトル 攘夷と憂国
副書名 近代化のネジレと捏造された維新史
著者名等 礫川全次 /著  
出版 批評社 2010.8
大きさ等 20cm 287p
分類 210.61
件名 明治維新
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年生まれ。在野史家。歴史民俗学研究会代表。著書に「サンカと説教強盗」など。
内容紹介 「明治維新」とは何であったのか。外圧と内紛の激動期を生きた幕閣・幕臣および志士たちの思想と行動を克明に跡付け、捏造された維新史を大胆に検証する。「坂本龍馬を斬った男」など4編のコラムも収録。
要旨 尊王攘夷を旗印にして倒幕・権力奪取に成功した「維新政府」は、開国和親を表明し、欧化主義を選択した。近代化のネジレを象徴する神戸事件に直面した「維新政府」は欧米諸国の外圧に屈するが、この事実は巧妙に隠蔽された。外圧と内紛の激動期を生きた幕閣・幕臣および志士たちの思想と行動を克明に跡付け、捏造された維新史を大胆に検証する。
目次 明治維新とネジレ;本居宣長と皇国思想;吉田松陰と下田踏海事件;揺れる松陰、偽る松陰;幕臣・福沢諭吉の憂国;元治元年に始まる;赤報隊の悲劇;神戸事件の本質;明治維新と郡県論;廃藩置県と二卿事件;佐田白芽と征韓論;偽りの明治維新
ISBN(13)、ISBN 978-4-8265-0519-2   4-8265-0519-1
書誌番号 1110056453

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