角川選書 --
一ノ瀬俊也 /著   -- 角川学芸出版 -- 2010.8 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル 故郷(ふるさと)はなぜ兵士を殺したか
シリーズ名 角川選書
著者名等 一ノ瀬俊也 /著  
出版 角川学芸出版 2010.8
大きさ等 19cm 284p
分類 210.6
件名 日本-歴史-近代 , 戦争-歴史
注記 タイトル:故郷はなぜ兵士を殺したか
注記 文献あり
著者紹介 1971年福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程中退。専攻・日本近現代史。埼玉大学教養学部准教授。著書に「皇軍兵士の日常生活」など。
内容紹介 明治から第2次世界大戦までの日本の戦争を、国家主体の戦争論ではなく、郷土がどのようなかたちで戦争に関わってきたのかという新たな視点で考察。各地に残された慰霊碑、記念誌などを軸に検証する。
要旨 明治から第二次世界大戦までの日本の戦争を、国家主体の戦争論ではなく、“郷土”がどのようなかたちで戦争にかかわってきたのかという新たな視点で考察。市井の人々は戦死者に対しどんな感情を抱き、“郷土”とのかかわりのなかでどう「聖戦」に組み込まれていったか。戦争を生きのびた者は、“郷土”というつながりのなかで、どう過去の戦死者たちと向き合ったか。各地に残された慰霊碑、記念誌などを軸に検証する。
目次 第1章 戦死者を忘れ、また思い出す“郷土”―日露戦後~昭和初期(記念誌のなかで忘れられる戦死者;平和に抗議してよみがえる戦死者;満州事変の正しさを語る戦死者・老兵・帰還者たち);第2章 兵士の死を意味付ける“郷土”―昭和の戦争1(兵士の苦難を意味付ける地域の体制;慰問という監視装置;銃後社会のゆがみ);第3章 兵士に死を強いる“郷土”―昭和の戦争2(慰問文に見る戦死の慫慂;戦死者と“郷土”はどう向かい合ったか;銃後奉公会のその後);第4章 戦死者は「平和の礎」なのかと自問する“郷土”―戦後(追悼は生者たちのために―一九五〇年代;戦死者遺児たちの戦後―靖国神社集団参拝をめぐって;戦争は“正義”だったのか?―一九七〇・八〇年代;戦死者を忘れ、豊かさにひつぁる―「戦後五〇年」をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703472-3   4-04-703472-X
書誌番号 1110061005

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.6 一般書 利用可 - 2044795470 iLisvirtual
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戸塚 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2044825565 iLisvirtual