祥伝社新書 --
川喜田二郎 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2010.9 -- 18cm -- 177p

資料詳細

タイトル 創造性とは何か
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 川喜田二郎 /〔著〕  
出版 祥伝社 2010.9
大きさ等 18cm 177p
分類 141.5
件名 創造性
著者紹介 1920年三重県生まれ。43年京大文学部卒。東京工大名誉教授。アジア各地での民族地理学・文化人類学的な長期的研究をもとに、野外科学の方法論を確立する一方、KJ法を創始。「鳥葬の国」「発想法」「パーティー学」など著書多数。2009年死去。
内容紹介 創造性とは問題解決力のことであり、創造と伝統は互いに相絡みながら社会の発展に寄与する。この持論をもとに、真の民主主義的で誰もが幸せに暮らせる社会がいかに実現するかを説く。KJ法・川喜田二郎の集大成。
要旨 創造性とは発明発見の能力ではなく、問題解決能力のことであって、「創造」と「伝統(保守)」は互いに相絡みあいながら社会の発展に寄与する、という持論をもとに、真の民主主義的で、誰もが幸福に暮らせる社会がいかにして実現するかを説く。人類の文明史をたどり、KJ法が問題解決の手段としていかに有効かを説き、著者が一生かけて追究してきたテーマ「人類の幸福社会の実現」へと集約される大著『創造と伝統』(一九九三年刊)のなかから、序論であり総論ともいえる第1章を取り出し、新書化。
目次 序 私の人生背景と本書の出発点―現代文明の体質改善に必要なこととは(「世界を悩む」ということ;ゴルバチョフから学ぶべきもの;「世界全体を悩む」のが、人間の本性;探検家、フリーチョフ・ナンセンに学ぶ;恐るべき短調さは、人間をどう変えるか;ナンセンのヒューマニズム;愛国心と国際性は対立しない;「B29」を見ながら、思ったこと;チームワーク―軍隊と登山の経験から;単独行で鍛える;“人格主義”ではチームワークは育たない;「疾風怒濤」の姿勢で、現代文明を体質改善する);1 創造的行為の本質―保守性と創造性という二つの原理の対立と循環(「ひと仕事」という創造的問題解決学;チームリーダーの条件とは;創造と保守は循環する;創造性とは本来、非合理なもの;創造的行為の定義―三カ条);2 創造的行為の内面世界―創造的行為は、どのような過程を経て進行するのか(渾沌、出会い、矛盾葛藤、そして本然;デカルトとの違いについて;デカルト的パラダイムの限界;「世界外的認識」と「世界内的認識」;問題解決のケーススタディ;生命燃ゆ;馥郁と香る;雲と水と;愛と畏敬);3 創造的行為の全体像―天命の聞こえてくる人、こない人の違いとは(全体状況・
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11213-4   4-396-11213-0
書誌番号 1110063515

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 141.5/420 一般書 利用可 - 2044851035 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 141 一般書 利用可 - 2044894478 iLisvirtual