変革期中国の政治と社会 -- 慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究シリーズ --
高橋伸夫 /編著   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2010.9 -- 22cm -- 310p

資料詳細

タイトル 救国、動員、秩序
副書名 変革期中国の政治と社会
シリーズ名 慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究シリーズ
著者名等 高橋伸夫 /編著  
出版 慶応義塾大学出版会 2010.9
大きさ等 22cm 310p
分類 222.07
件名 中国-歴史-近代
注記 索引あり
著者紹介 1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部教授。主要業績:「中国革命と国際環境-中国共産党の国際情勢認識とソ連、1937年~1960年」「党と農民-中国農民革命の再検討」「現代アジア研究2市民社会」共編著など。
内容 内容: 救国、動員、秩序   高橋伸夫著
内容紹介 清朝末期から中華人民共和国成立までの都市・農村の民衆組織、家族関係などを取り上げ、従来の革命史に新たな視座をもたらす論考集。革命正史には描かれなかった中国社会の変動と直面した困難を探る。
要旨 “民”から“国民”へ―統治の再編成をさぐる試み。それまで政治から排除されていた農民・労働者・女性たちは、“国民”から成る統合体としての“社会”を創り出すために、強力に規律化され、全面的に動員されていった。しかし、その過程は実は容易ではなかった…清朝末期から中華人民共和国成立までにおける、革命正史に描かれなかった中国社会の変動とその意味を問う。
目次 総論―救国、動員、秩序;宣講所と文化館のあいだ―近代天津における「社会教育」と中国革命;党と国家の困難な関係―中国国民党の訓政建設;軍隊建設にみる秩序再編と動員の関係―1920年代広東の事例を中心に;近代広東の民衆組織と革命―匪賊的行動様式の観点から;20世紀初頭の中国都市における「民衆運動」の再検討―武漢を事例に;党、農村革命、両性関係;革命の財政学―財政的側面からみた日中戦争期の共産党支配;抗戦、建国と動員―重慶市動員委員会を事例として;食糧徴発と階級闘争―国共内戦期東北解放区を事例として;建国初期の政治変動と宗族―江西省寧岡県、1949-1952年;江南基層社会からみた土地改革前史・序説―旧松江府の図正と帰戸併冊
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-1769-2   4-7664-1769-0
書誌番号 1110064569

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