福居純 /著   -- 知泉書館 -- 2010.9 -- 20cm -- 160,5p

資料詳細

タイトル スピノザ「共通概念」試論
著者名等 福居純 /著  
出版 知泉書館 2010.9
大きさ等 20cm 160,5p
分類 135.2
個人件名 スピノザ,バルーフ・ド
注記 索引あり
要旨 スピノザは人間精神に可能な認識を三種類に分類した。第1種の認識に「臆見」もしくは「想像」、第2種に「共通概念」もしくは「理性」、第3種に「直観知」を配した。第1種の認識はすべての「非妥当的な観念」が属し、「虚偽の唯一の原因」である。これに対して第2種、第3種の認識は「妥当な観念」に属し、「必然的に真」である。第1種の認識と第2種、第3種の認識のあいだには断絶があるとした。しかしスピノザは他方で如何なる観念も神のなかにあり、「すべての観念は神に関係するかぎり真である」という根本主張もしている。著者はこれら認識のもつ複雑な構造を、「共通概念」を軸に総合的に分析することにより、スピノザにおける認識の意味を解明する。前著『スピノザ「エチカ」の研究』の欠を補う姉妹編。
目次 1 はじめに;2 自己原因と作用原因;3 直接無限様態と間接無限様態;4 共通概念と想像的認識;5 共通概念と直観知;6 おわりに
ISBN(13)、ISBN 978-4-86285-091-1   4-86285-091-X
書誌番号 1110064810
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110064810

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