謙徳公の書いた豊蔭物語 -- 新典社新書 --
堤和博 /著   -- 新典社 -- 2010.9 -- 18cm -- 159p

資料詳細

タイトル 紫式部・定家を動かした物語
副書名 謙徳公の書いた豊蔭物語
シリーズ名 新典社新書
著者名等 堤和博 /著  
出版 新典社 2010.9
大きさ等 18cm 159p
分類 913.3
注記 文献あり
著者紹介 1962年大阪府生まれ。87年大阪大学文学部卒。93年同大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。現職:徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部准教授。著書:「歌語り・歌物語隆盛の頃-伊尹・本院侍従・道綱母達の人生と文学-」など。
内容紹介 源氏物語の柏木と女三の宮の恋物語を紫式部が着想する契機にもなったといわれ、物語中の冒頭和歌は小倉百人一首にも収載された「豊蔭物語」。紫式部と定家とを動かした作品でありながら、知られざるその古典を読む。
要旨 藤原伊尹(謙徳公)が自分を卑官の人物・倉橋豊蔭に仮託し、八人の女性たちとの恋愛遍歴を歌物語風につづった、豊蔭物語。その内容については、源氏物語の柏木と女三の宮の恋物語を紫式部が着想する契機にもなったといわれ、物語中の冒頭和歌は小倉百人一首にも収載された。紫式部と藤原定家とを動かした作品でありながら、知られざる古典であった豊蔭物語を読む。
目次 豊蔭物語の文学史上の位置―伊勢物語・私家集・歌語りのことなど;豊蔭物語の構成―八人の女達と序文・語り手;1段(序段) 「豊蔭に異ならぬ女」との恋―百人一首45番の歌;2段 「宮仕へする人」(小野好古女)との恋;3段 「大炊の御門わたりなりける人」との恋;4段 「忍びて住みわたりける人」との恋;5段 「内裏わたりなりける人」との恋;A部の跋文;6段 「西の京わたりなりける女」との恋;7段 「中の御門わたりなりける女」(本院侍従)との恋〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7879-6152-5   4-7879-6152-7
書誌番号 1110067801
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110067801

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