開かれた現象学のために --
松葉祥一 /著   -- 青土社 -- 2010.9 -- 20cm -- 331p

資料詳細

タイトル 哲学的なものと政治的なもの
副書名 開かれた現象学のために
著者名等 松葉祥一 /著  
出版 青土社 2010.9
大きさ等 20cm 331p
分類 311.1
件名 政治哲学 , 現象学
著者紹介 1955年生まれ。同志社大学大学院博士課程単位取得退学。パリ第8大学大学院博士課程単位取得退学。現在、神戸市看護大学教授。著書:「哲学者たちは授業中」ほか。
内容紹介 個人の自由、他者との共存、新たな共同性は、いかにして可能か。メルロ=ポンティの哲学的企てをその深部で捉え、「共同性なき共同体」あるいは「肉の共同体」という新たな問いの地平を切り開く哲学思想の新境位。
要旨 個人の自由、他者との共存、新たな共同性は、いかにして可能か。「いま・ここ」の現象の襞を読み取り、他者への通路を見出す。メルロ=ポンティの哲学的企てをその深部でとらえ、デリダやフーコー、バリバール、ランシエール、ナンシー、ラクー=ラバルトらとともに、「共同性なき共同体」あるいは「肉の共同体」という新たな問いの地平を切り開く哲学思想の新境位。
目次 新たな共同性を求めて;1 政治的なものの現象学―メルロ=ポンティを読む(コミュニオンからコミュニケーションへ;自由の両義性 ほか);2 哲学的なものと政治的なもの(政治的なもの「から」の引退―ナンシー+ラクー=ラバルトと「政治的なものについての哲学的研究センター」;「政治」はデモスとともに―ランシエールと「政治」の哲学 ほか);3 隷属知の解放のために(沈黙から言表への「中継器」として―「監獄情報グループ」とフーコー;移民・市民権・歓待―サン・パピエの運動とバリバール、デリダ ほか);4 「肉の共同体」へ(全体主義・ヒューマニズム・共同体―サルトルと「余計者」の共同体;存在論としてのコミュニズム―ナンシーと「有限なる現前性のコミュニズム」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6567-6   4-7917-6567-2
書誌番号 1110068175
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110068175

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