コンスタンティヌスという男 --
ポール・ヴェーヌ /著, 西永良成 /訳, 渡名喜庸哲 /訳   -- 岩波書店 -- 2010.9 -- 20cm -- 277p

資料詳細

タイトル 「私たちの世界」がキリスト教になったとき
副書名 コンスタンティヌスという男
著者名等 ポール・ヴェーヌ /著, 西永良成 /訳, 渡名喜庸哲 /訳  
出版 岩波書店 2010.9
大きさ等 20cm 277p
分類 289.3
個人件名 コンスタンティヌス
注記 Quand notre monde est devenu chre´tien(312-394)./の翻訳
著者紹介 【ヴェーヌ】1930年生まれ。現代フランスの「新しい歴史家」のひとり。ローマ学院にて古代ローマ史を研究。文献考証学・考古学の分野で多くの成果をあげる。70年「歴史をどう書くか」執筆。アカデミー・フランセーズよりエッセイ大賞授与。コレージュ・ド・フランス教授に抜擢。
内容紹介 ヨーロッパ世界の根は、キリスト教にはない。ローマ史の碩学が、コンスタンティヌスによる国教化という「起源」の物語を書き直す。歴史を輪切りにし、人間が生き死にするリアルな偶然の過程を叙述する。
要旨 ヨーロッパの根にあるのはキリスト教ではない。歴史の曲がり角を、全く新しい光の下に書き直す。迷い苦悩しつつ生きたひとりの男の個性が、歴史をつくった。もっとも「大きな物語」を解体する、歴史像への挑戦。
目次 人類の救世主コンスタンティヌス;キリスト教という傑作;教会という、もうひとつの傑作;ミルウィウス橋の夢、コンスタンティヌスの信仰、改宗;コンスタンティヌスの改宗の大小の動因;「教会」の「主宰者」コンスタンティヌス;二重の世紀―異教的かつキリスト教的な帝国;キリスト教は揺らめくが、やがて勝利する;部分的かつ混淆的な国教。ユダヤ人たちの境遇;イデオロギーは存在するか?;ヨーロッパはキリスト教の根をもっているか?;古代ユダヤ教における多神教と一者崇拝
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025774-9   4-00-025774-9
書誌番号 1110070282

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