中国の愛書文化に学ぶ -- 東方選書 --
高橋智 /著   -- 東方書店 -- 2010.9 -- 19cm -- 274p

資料詳細

タイトル 書誌学のすすめ
副書名 中国の愛書文化に学ぶ
シリーズ名 東方選書
著者名等 高橋智 /著  
出版 東方書店 2010.9
大きさ等 19cm 274p
分類 020.22
件名 書誌学-中国-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1957年仙台市生まれ。86年慶應義塾大学文学研究科修士課程修了。86~88年上海復旦大学古籍整理研究所高級進修生。90年慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学。現在慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。論著に「慶長刊論語集解の研究」など。
内容紹介 中国の貴重本「善本」の価値観と見方を懇切に講義。書物の誕生から終焉、再生と流転までの生涯とともに、中国の書物文化史を概観。現代書誌学による調査の実例や、「中華再造善本」「古籍普査」など最新動向も紹介。〈受賞情報〉ゲスナー賞「本の本」部門銀賞(第6回)
要旨 宋版に代表される中国の貴重書「善本」とは?第1部「書誌学のすすめ」では、その価値観と見方を懇切に講義。第2部「書物の生涯」では、台北・故宮博物院につたわる善本の旅に思いを馳せ、書物の誕生から終焉、再生と流転までのドラマをたどる。第3部「書誌学の未来」では、古来、隆盛と破壊を繰り返してきた中国の書物文化史を概観。清末の学者・楊守敬が日本で蒐集した典籍のその後を追跡しながら、現代の書誌学による調査の実例を紹介する。さらに中国で進行中の国家プロジェクト「中華再造善本」「古籍普査」など最新の動向にも触れる。今に受け継がれる愛書の志とともに、中国と日本を結ぶ書物文化の水脈に迫る。
目次 第1部 書誌学のすすめ(「書誌学」とは何か;中国「文献学」の現況;「善本」の意味するところ ほか);第2部 書物の生涯(書物と旅;書物の誕生;書物の終焉と再生 ほか);第3部 書誌学の未来(楊守敬の購書;典籍の聚散―焚書から『四庫全書』の受難まで;日本に渡った典籍の帰郷;古籍の流通史研究と古籍普査 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-21014-2   4-497-21014-6
書誌番号 1110070509

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 020.2/63 一般書 利用可 - 2044929859 iLisvirtual
公開 Map 020 一般書 利用可 - 2045085956 iLisvirtual