吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー --
友常勉 /著   -- 以文社 -- 2010.10 -- 20cm -- 309p

資料詳細

タイトル 脱構成的叛乱
副書名 吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー
著者名等 友常勉 /著  
出版 以文社 2010.10
大きさ等 20cm 309p
分類 910.268
個人件名 吉本隆明
著者紹介 1964年生まれ。法政大学文学部卒、東京外国語大学博士課程中退。日本思想史。東京外国語大学非常勤講師などを経て、厦門大学外文学院講師、東京外国語大学国際日本研究センター専任講師。著作に「始原と反復-本居宣長における言葉という問題」。
内容紹介 民衆的な想像力の表現=脱構成的叛乱を、いかに感知しうるのか。吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクーらの試行を通して、その条件を精緻に追究した、民衆思想 芸術論の新たなる展開。
要旨 民衆的な想像力による表現(=脱構成的叛乱)を、私たちはいかにして感知しうるのか?吉本の“表出論”や中上の“文学的企て”、ジャ・ジャンクーの“映画=政治的実践”の試行をとおしてその相貌を精緻に追究した、民衆思想/芸術論の新たなる展開。
目次 1 吉本隆明の表出=抵抗論(表出と抵抗―吉本隆明“表出”論についての省察;“意志”の思考―一九七八年、ミシェル・フーコーと吉本隆明の対話 ほか);2 中上健次と部落問題(中上健次と戦後部落問題;「路地」とポルノグラフィの生理学的政治);3 アジアの民衆表象(アジア全体に現れている疲労という感覚―賈樟柯『長江哀歌』の映像言語;震災経験の“拡張”に向けて ほか);4 農民論(ある想念の系譜―鹿島開発と柳町光男『さらば愛しき大地』;一九三〇年代農村再編とリアリズム論争―久保栄と伊藤貞助の作品を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7531-0282-2   4-7531-0282-3
書誌番号 1110072322

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6874 一般書 利用可 - 2044958760 iLisvirtual