講談社選書メチエ -- シリーズ選書日本中世史
榎本渉 /著   -- 講談社 -- 2010.10 -- 19cm -- 257p

資料詳細

タイトル 僧侶と海商たちの東シナ海
シリーズ名 講談社選書メチエ シリーズ選書日本中世史
著者名等 榎本渉 /著  
出版 講談社 2010.10
大きさ等 19cm 257p
分類 210.4
件名 日本-対外関係-中国-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1974年青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学。東京大学東洋文化研究所助手を経て、現在、国際日本文化研究センター准教授。専攻は日本中世史。著書に「東アジア海域と日中交流-九~一四世紀-」などがある。
内容紹介 遣唐使が途絶してから、海商たちの助けを得て、新たな教えを求めて大陸へと向かった僧侶たち。多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す。
要旨 遣唐使が途絶してからも、大陸との交流はむしろ活発に行われていた。その担い手は利を求め海を闊歩する海商たち。そして、彼らの助けを得て何百もの僧侶たちがあらたな教えを求めて大陸へと向かっていた。多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す。
目次 序章 中世日本と東シナ海;第1章 「遣唐使以後」へ(最後の遣唐使、出発;海商の登場;「遣唐使以後」の入唐僧たち);第2章 古代から中世へ(平安王朝の対外政策;帰国しなかった僧たち;密航僧の出現);第3章 大陸へ殺到する僧たち(「中世」の始まり;日宋仏教界をつないだ人脈―入宋僧円爾;日元関係の波紋と仏教交流―入元僧龍山徳見);第4章 「遣明使の時代」へ(混乱の海、統制の海;仏教交流の変質)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258468-5   4-06-258468-9
書誌番号 1110072931
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110072931

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