「二千年の正統思想」の起源 -- 講談社選書メチエ --
渡辺義浩 /著   -- 講談社 -- 2010.10 -- 19cm -- 261p

資料詳細

タイトル 儒教と中国
副書名 「二千年の正統思想」の起源
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 渡辺義浩 /著  
出版 講談社 2010.10
大きさ等 19cm 261p
分類 125
件名 儒学-歴史 , 中国思想-歴史-中世
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1962年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了。現在、大東文化大学文学部中国学科教授。専攻は中国古代史。後漢国家と儒教のかかわりや「後漢書」の翻訳などに取り組む一方、「三国志」についての一般向け解説、啓蒙も精力的に行う。
内容紹介 国家の正統性を主張し、統治制度や世界観の裏付けとなる「正統思想」。その位置に儒教が上り、その思想内容が変転していく様を、多彩な人物を軸に、「漢」の成立と衰退、三国、魏晉時代の歴史を交えて描き出す。
要旨 儒教が「国教」となったのはいつか。皇帝と天子は同じものか。曹操はなぜ文学を称揚したか。諸葛亮は何を守ろうとしたのか。「竹林の七賢」は何に抵抗したか。国家の正統性を主張し、統治制度や世界観の裏づけとなる「正統思想」の意置に儒教が上り、その思想内容が変転していく様を、体系性と神秘思想の鄭玄、合理性と現実主義の王粛、光武帝、王莽、曹操や諸葛亮など、多彩な人物を軸にして、「漢」の成立と衰退、三国、魏晉時代の歴史を交えながら描き出す。
目次 序章 二千年の正統思想;第1章 権力に擦り寄る儒者;第2章 中国の原基;第3章 後漢の衰退と聖漢へのまなざし;第4章 時務を知る―『三国志』の時代と儒教;第5章 曲学阿世―抵抗する竹林の七賢;第6章 「儒教国家」の再編と限界;終章 「古典中国」の二つの「儒教国家」
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258482-1   4-06-258482-4
書誌番号 1110072932

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