岐路に立つマス・メディアの諸層 -- 叢書・現代社会のフロンティア --
福永勝也 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2010.11 -- 20cm -- 297,10p

資料詳細

タイトル 衰退するジャーナリズム
副書名 岐路に立つマス・メディアの諸層
シリーズ名 叢書・現代社会のフロンティア
著者名等 福永勝也 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2010.11
大きさ等 20cm 297,10p
分類 070
件名 ジャーナリズム
注記 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。70年慶應義塾大学経済学部卒。毎日新聞社編集委員、「英文毎日」編集長、「世界報道研究所」日本代表研究員、米国務省文化交流庁メディア招聘フェローなどを経て、現在、ジャーナリスト、京都学園大学人間文化学部教授、京都産業大学非常勤講師。
内容紹介 新聞・テレビの再生は可能か。報道倫理、取材力、大衆迎合、視聴率至上主義…。本書では、ジャーナリズムの衰退現象を様々な報道事例を通して検証・考察。元毎日新聞記者が総力を傾注した「警告の書」。
要旨 民主社会において、ジャーナリズムは必要不可欠な存在である。それは社会の「道標」としての役割も担っているが、昨今、人々のメディアを見る目は厳しさを増している。その背景には、国民に対するアジェンダ・セッティングや権力の監視など本来の社会的使命を十分に果たしていないことが挙げられる。本書は、そのようなジャーナリズムの衰退現象を様々な報道事例を通して検証・考察した「警告の書」である。
目次 第1部 「IT革命」による情報新時代の到来(メディア・ビッグバンで変貌を遂げる情報環境;新旧メディアによる仁義なき“M&Aウォーズ”);第2部 大衆に対して圧倒的な影響力を誇るテレビメディア(「テレビニュース革命」によるニュースの大衆化;ニュースキャスターは「大衆の代理人」たり得るか;ポピュリズムに翻弄されるメディアの選挙報道);第3部 社会の公器としてのメディアを取り巻く諸問題(政治権力の介入による放送の独立性の危機;職業倫理を崩壊させた「視聴率至上主義」;発表ジャーナリズムとメディア・スクラム;社会を抉る雑誌ジャーナリズムとプライバシー報道;メディアによる「実名・匿名」報道と個人情報);第4部 「社会の道標」としてのジャーナリズムに求められる課題(メディアは戦争の真実を伝えているか;ジャーナリズムとアカデミズムは連携できるか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-05841-9   4-623-05841-7
書誌番号 1110080842

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 070 一般書 利用可 - 2045116630 iLisvirtual
公開 Map 070 一般書 利用可 - 2046028492 iLisvirtual