叢書・20世紀の芸術と文学 --
ヘルベルト・ハフナー /著, 最上英明 /訳   -- アルファベータ -- 2010.11 -- 22cm -- 1冊

資料詳細

タイトル 巨匠フルトヴェングラーの生涯
シリーズ名 叢書・20世紀の芸術と文学
著者名等 ヘルベルト・ハフナー /著, 最上英明 /訳  
出版 アルファベータ 2010.11
大きさ等 22cm 1冊
分類 762.34
個人件名 フルトヴェングラー,ヴィルヘルム
注記 Furtwa¨ngler./の翻訳
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 【ハフナー】フリーの文化ジャーナリストとして、国内外の新聞、雑誌、放送局に寄稿。18世紀から現代までの劇場、ドラマの翻案、現代の音楽界に関する出版・放送番組が多い。フライブルク在住。著書「世界のオーケストラ」など。
内容紹介 ヴィルヘルム・フルトヴェングラーにまつわる風説を事実と照らし合わせ、神話の背後にある真の人物像を提示する。本書はひとりの音楽家の評伝であり、ドイツの4つの時代の政治体制そのものを描く近現代史でもある。
要旨 ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの評伝では、著者の立場により、評価が両極端であることが多い。ナチの同調者だとして道義的に糾弾されたかと思えば、ナチ政権から迫害者を救済し体制に抵抗した人物として称賛されたりもする。しかし、どちらの立場であろうとも共通するのは、彼がこれまでの指揮者の中でもっとも偉大な人物のひとりだったということだ。本書は、フルトヴェングラーにまつわる風説を事実と照らし合わせ、「神話」の背後にある真の人物像を提示する。膨大な資料、同時代の証言者とのインタビューにより、旧来の誤りを訂正し、新たな知見ももたらす。若き日のミュンヘン時代、音楽学者ハインリヒ・シェンカーとの関係、ザルツブルクに「アンチ・バイロイト」を樹立しようとした試みがヒトラーにより阻止されたこと、そして私生活での女性関係と非嫡出子たちとの交流など、これまでの評伝ではその詳細が不明だった事柄にも言及する。本書はひとりの音楽家の評伝であるとともに、ドイツの四つの時代の政治体制そのものを描く近現代史でもある。
目次 ベルリンとミュンヘンでの青春時代「有名になろうとは思わない」;作曲家と指揮者としての第一歩「フルトヴェンドラーとかいうやつ」;マンハイムの宮廷楽長「もっとも素晴らしい時代」;ベルリンとライプツィヒでの首席指揮者「階段を登りつめる」;成功と名誉「背丈の高い三十代の男」;ニューヨーク、ウィーン、ベルリン「驚くほど広範な活動」;バイロイトでトスカニーニと「けた外れ」;千年王国の始まり「まさに死活問題」;危険な綱渡り「我々芸術家は政治に関わってはいけない」;年金生活者か亡命者か?ベルリンかバイロイトか?「まだ自由な人間として」;逃避「不快な政治的論争」;奇跡のカラヤン「
ISBN(13)、ISBN 978-4-87198-571-0   4-87198-571-7
書誌番号 1110086306
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110086306

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