明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術 --
高井弘之 /著   -- 合同出版 -- 2010.12 -- 21cm -- 215p

資料詳細

タイトル 誤謬だらけの『坂の上の雲』
副書名 明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術
著者名等 高井弘之 /著  
出版 合同出版 2010.12
大きさ等 21cm 215p
分類 210.6
件名 日本-歴史-明治時代
個人件名 司馬遼太郎
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1955年生まれ。えひめ教科書批判を支える会スタッフ。著書「「北朝鮮」をめぐる問題の冷静な認識と理解に向けて-解放後の朝鮮にとって日・米とは何か」「検証「坂の上の雲」-その、あまりにも独善的・自国中心的なるもの」。
内容紹介 司馬遼太郎「坂の上の雲」は間違いだらけ。司馬いわく「日清戦争に日本は受け身だった」「日露戦争は、祖国防衛戦争だった」。この歪んだ歴史認識に逐次的批判を加え、明治日本を美化した司馬の詐術を明かす。
要旨 司馬遼太郎『坂の上の雲』は間違いだらけである。それを無批判にNHKが全国放送する。司馬いわく「日清戦争に日本は受け身だった」「日露戦争は、祖国防衛戦争であった」。このゆがんだ歴史認識に逐次的批判を加え、明治日本を美化した司馬の詐術を明らかにする。
目次 第1章 司馬が歪曲・偽造した日清戦争・北清事変(日本は清国との開戦に「受け身」であったか?;「日清戦争は清国や朝鮮を領有しようとしておこしたものではなかった」というのは本当か? ほか);第2章 司馬は日露戦争を聖戦にした(日露戦争は「祖国防衛戦争」であったというのは、本当か?;朝鮮植民地化を黙殺する司馬 ほか);第3章 司馬は、明治期日本を賛美するためにどのようなレトリックを用いたか(誇大妄想的な域にまで達している賛美;巧妙かつ詐欺的手法 ほか);第4章 『坂の上の雲』によってつくられる新たなナショナルアイデンティティー(なぜ司馬は明治期日本を賛美するのか;従来の右派言説の弱点 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7726-1011-7   4-7726-1011-1
書誌番号 1110087968

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
山内 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2046132125 iLisvirtual