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【図書】 太宰治の表現空間

近代文学研究叢刊 --
相馬明文 ／著   -- 和泉書院 -- ２０１０．１１ -- ２２ｃｍ -- ２９８ｐ

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タイトル 太宰治の表現空間
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 相馬明文 ／著  
出版 和泉書院 ２０１０．１１
大きさ等 ２２ｃｍ ２９８ｐ
分類 910.268
個人件名 太宰治
著者紹介 １９５３年青森県生まれ。弘前大学卒。小山内時雄教授、江連隆助教授に師事。青森県内の公立高等学校教諭として勤務、現在に至る。平成１８年度から弘前大学非常勤講師も兼務する。青森県郷土作家研究会会員の他、解釈学会、日本近代文学会、芸術至上主義文芸学会などに所属。
内容紹介 太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説表現を中心に取り上げ、表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。
要旨 太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説の表現を中心に取りあげ、“彼自身”のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。
目次 第１部　太宰文学の表現空間（自閉する発話空間―「ひとりごとのやうに」の表現心理；「月のない夜」をめぐって；「死」の表現意識―直喩の構造を考える　ほか）；第２部　芥川文学受容から太宰治へ（「右大臣実朝」論；「竹青」における「杜子春」との同調―終結部の試考；「庭」論）；第３部　太宰治へのアプローチ（二十一世紀旗手の文学―略年譜的に；それぞれの故郷―津島修治から太宰治へ；作品鑑賞のために　ほか）
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0571-8　　 4-7576-0571-4
書誌番号 1110090610

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