芥川龍之介の江戸趣味と実利主義の時代 --
荒木正純 /著   -- 悠書館 -- 2010.12 -- 19cm -- 390p

資料詳細

タイトル 「羅生門」と廃仏毀釈
副書名 芥川龍之介の江戸趣味と実利主義の時代
著者名等 荒木正純 /著  
出版 悠書館 2010.12
大きさ等 19cm 390p
分類 910.268
個人件名 芥川竜之介
注記 索引あり
著者紹介 1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。静岡大学教養学部講師、筑波大学人文社会科学研究科教授を経て、現在筑波大学名誉教授・白百合女子大学教授。著書に「ホモ・テキステュアリス:20世紀欧米文学理論の系譜」など。
内容紹介 芥川龍之介の名作「羅生門」を、明治以降の西洋文物移入に関わる膨大な言説群の中から捉え返し、維新政府批判の書として位置づける。「芥川龍之介と腸詰め」に次ぐ、芥川解読の新地平第2弾。
要旨 名作「羅生門」を、明治以降の西洋文物移入にかかわる膨大な言説群の中から捉え返し、維新政府批判の書として位置づける、芥川解読の新地平第2弾。
目次 第1部 所々丹塗の剥げた大きな圓柱に蟋蟀が一匹とまつてゐる(柳川隆之介「羅生門」と明治期の「蟋蟀」言説;明治期の文学にあらわれる「蟋蟀」;芥川以前の「羅生門」―「渡辺綱」から「マクベス」まで);第2部 そこで洛中のさびれ方は一通りではない(「羅生門」の胚胎と明治期の「さびれ」言説;明治期の「実利主義」言説と「江戸趣味」のさびれ;芥川の「さびれ」言説;「羅生門」の生い立ち;芥川と明治期の「ニーチェ」言説);第3部 蛇を四寸ばかりづゝに切つて干したのを干魚だと云うて(明治期の廃仏毀釈;明治期の「廃物利用」言説;「政商・大倉喜八郎」言説と芥川の明治体制批判)
ISBN(13)、ISBN 978-4-903487-44-1   4-903487-44-X
書誌番号 1110093621
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110093621

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中央 書庫 910.2/6052 一般書 利用可 - 2045815342 iLisvirtual