法権回復への展望とナショナリズム --
五百旗頭薫 /著   -- 有斐閣 -- 2010.12 -- 22cm -- 374p

資料詳細

タイトル 条約改正史
副書名 法権回復への展望とナショナリズム
著者名等 五百旗頭薫 /著  
出版 有斐閣 2010.12
大きさ等 22cm 374p
分類 210.65
件名 日本-対外関係-歴史-明治時代
注記 並列タイトル:Meiji Treaty Revision
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1974年兵庫県生まれ。96年東京大学法学部卒。東京大学法学部助手、東京都立大学法学部助教授、首都大学東京法学系准教授などを経て、現在、東京大学社会科学研究所准教授。著作に「大隈重信と政党政治-複数政党制の起源明治十四年-大正三年」など。
内容紹介 「不平等条約」の運用をめぐる小さな紛争の日々から始まった、明治日本の威信を賭けた条約改正交渉のドラマ。近代日本最大の外交課題と言える条約改正交渉の変遷・進展を、国内の近代化との関連に留意しつつ描く。
要旨 幕末から明治初年にかけて締結された「不平等条約」は、いかに改正されたか。日本は、領事裁判制度撤廃の国際的合意をかちとりながら、それに反発する政府内外のナショナリズムによって、繰り返し条約改正交渉の挫折を余儀なくされた。明治初年の混迷を経て、本格的に改正交渉を行うようになった寺島外務卿と井上外務卿・外相期を中心に、条約改正を、法権回復交渉の停滞・前進としてではなく、行政権回復交渉の挫折、その結果としての法権回復への跳躍ととらえ、政治外交史の観点から解明する。
目次 研究史と前史、視覚;第1部 行政における主権回復の試み(寺島宗則外務卿と税関行政;井上馨外務卿と警察行政);第2部 法権回復への跳躍(条約改正予備会議;会議の間―日本の台頭と最後の暫定協定構想;条約改正会議―法権回復への国際的合意と国内対立);総括と展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-17370-5   4-641-17370-2
書誌番号 1110094633

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