お金をとるか、時間をとるか --
バーバラ・ポーコック /著, 中里英樹 /訳, 市井礼奈 /訳   -- 岩波書店 -- 2010.12 -- 19cm -- 254p

資料詳細

タイトル 親の仕事と子どものホンネ
副書名 お金をとるか、時間をとるか
著者名等 バーバラ・ポーコック /著, 中里英樹 /訳, 市井礼奈 /訳  
出版 岩波書店 2010.12
大きさ等 19cm 254p
分類 366.271
件名 労働市場-オーストラリア , 職業婦人
注記 The labour market ate my babies./の翻訳
著者紹介 【ポーコック】南オーストラリア大学ワーク・アンド・ライフ研究センター所長。専門は仕事・雇用・労使関係など。著書「Living Low Paid:The Dark Side of Prosperous Australia」など。
内容紹介 運動会の当日に出張、重要な会議の日に子どもが発熱…。みんなが悩み、天秤にかけながら働いている。その罪悪感を襲うコマーシャリズム。働く親をみる子どもの本音を丹念に拾ったオーストラリアの報告と政策提言。
要旨 子どもは本当に親をよく見ている。「僕はお母さんともっと一緒にいたいけど、もしそうしたら困ったことになるのは分かってるよ。お金が入ってこないし」と、仕事の必要性を認識し、「前よりも楽しいみたい。家でも前みたいに機嫌悪くないし」と転職した親の様子を観察する。そして、親の働き方をみながら、現在の状況だけでなく、将来の自分のあり方や仕事を考えている。親の働き方が子ども世代の労働観や家族観を形成していくのだ。では、どのような働き方を求めればいいのだろうか。制度設計は?公的な支援は?…新自由主義的な労働市場開放の波にさらされたオーストラリアからの報告。子どもは親の働き方をどうみているのか、どのような仕事と生活のあり方を求めているのかを考察する。
目次 第1章 序論;第2章 世帯と仕事と社会的再生産の分析枠組み;第3章 仕事、子ども―時間とお金のせめぎ合い;第4章 仕事の波及効果―親の仕事は子どもにどのような影響を与えるか;第5章 罪悪感、お金、市場;第6章 将来の仕事と家庭―変容と対等な分担;第7章 商品としての子ども―オーストラリアにおける保育;第8章 若者のとめどない消費、労働と消費のサイクル;第9章 子どもと仕事と持続可能な未来
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022409-3   4-00-022409-3
書誌番号 1110095101
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110095101

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