屏風歌・障子歌の世界 -- 角川叢書 --
渡邉裕美子 /著   -- 角川学芸出版 -- 2011.1 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 歌が権力の象徴になるとき
副書名 屏風歌・障子歌の世界
シリーズ名 角川叢書
著者名等 渡邉裕美子 /著  
出版 角川学芸出版 2011.1
大きさ等 20cm 238p
分類 911.13
件名 和歌-歴史-平安時代 , 和歌-歴史-鎌倉時代
注記 文献あり
著者紹介 1961年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得退学。専門は中世和歌文学。早稲田大学・宇都宮大学非常勤講師。「最勝四天王院障子和歌全釈」関根賞第2次第3回受賞。著書に「新古今時代の表現方法」。
内容紹介 平安から鎌倉初期に、一流歌人・絵師・書家によって作られた屏風歌・障子歌とはいったい何だったのか。その発生から隆盛、衰退を経て12世紀後半に社会情勢の変化とともに復活する様相を、歌と権力の視点から描く。
要旨 平安から鎌倉時代の初期、一流の歌人・絵師・書家の手になる「彰子入内屏風」「俊成九十賀屏風和歌」といった屏風・障子が制作された。これら歌が詠み込まれた屏風・障子は、藤原道長や後鳥羽院により企画され、今をときめく権力の象徴となった。歌はまた、絵と結びつくことで相乗的な表現効果を発揮し、勅撰集や私家集など書物に残されて現在まで伝わる。屏風歌・障子歌とはいったい何だったのか―。その発生から隆盛、衰退を経て十二世紀後半に社会情勢の変化とともに復活する様相を、歌と権力の視点から描く。
目次 第1章 屏風歌の誕生;第2章 屏風歌の開拓者―貫之の屏風歌;第3章 名所障子歌の出現―為光家障子歌;第4章 和歌と漢詩のコラボレーション―粟田山荘障子絵詩歌;第5章 道長が屏風歌で試みたこと―彰子入内屏風和歌;第6章 歌絵の時代;第7章 天皇の御代を言祝ぐ―大嘗会屏風和歌;第8章 屏風歌の復活―俊成九十賀屏風和歌;第9章 後鳥羽院の“幻想の王国”―最勝四天王院障子和歌;第10章 花鳥画と歌の邂逅―定家詠花鳥和歌
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-702150-1   4-04-702150-4
書誌番号 1111003683
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111003683

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.13 一般書 利用可 - 2051051974 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2056886284 iLisvirtual
公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2045892975 iLisvirtual