死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学 --
一ノ瀬正樹 /著   -- 東京大学出版会 -- 2011.1 -- 22cm -- 377,14p

資料詳細

タイトル 死の所有
副書名 死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学
著者名等 一ノ瀬正樹 /著  
出版 東京大学出版会 2011.1
大きさ等 22cm 377,14p
分類 114.2
件名 生と死
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年茨城県生まれ。81年東京大学文学部卒。88年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東洋大学文学部専任講師、助教授、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部助教授などを歴任。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。
内容紹介 死刑、安楽死、殺人、戦争、動物利用など様々な倫理的問題に潜んでいる虚構とは。人格、所有といった近代的な概念が可能にしている“死をめぐる思考”を問い直し、社会制度や宗教文化をふまえた死生観の深層を探る。
要旨 死刑、安楽死、脳死、殺人、戦争、動物利用―さまざまな倫理的問題に潜んでいる虚構とは?「人格」「権利」といった近代的な概念をとおして「死」のありようを問い直し、法的領域と人文的領域をとらえて、死生をめぐる実践的課題を哲学する和辻哲郎文化賞・中村元賞受賞作を経て、アクチュアルな問題に挑む渾身の一作。
目次 序章 「涙の哲学」に向けて―「死」の誕生;第1章 死刑不可能論―死刑存廃論に潜む倒錯;第2章 「死ぬ権利」の欺瞞―安楽死の陥穽;第3章 生命倫理と死ぬ主体―胎児、代理母、クローン、そして死にゆく人;第4章 殺人者の人格性―虚構なのか適応なのか;第5章 殺された人の非存在性―「害グラデーション説」の試み;第6章 戦争という法外な殺戮―戦争をめぐる事実と規範;第7章 動物たちの叫び―動物実験と肉食の彼方;終章 死に基づく認識論―生と死を貫く同一性
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010119-6   4-13-010119-6
書誌番号 1111004479

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