物理の本質は公式だけではわからない --
鹿児島誠一 /著   -- 丸善 -- 2011.1 -- 21cm -- 134p

資料詳細

タイトル 自然現象と物理法則のあいだ
副書名 物理の本質は公式だけではわからない
著者名等 鹿児島誠一 /著  
出版 丸善 2011.1
大きさ等 21cm 134p
分類 420.4
件名 物理学
注記 索引あり
著者紹介 1973年東京大学大学院博士課程修了。電子技術総合研究所、79年東京大学教養学部助教授、82年パリ南大学客員教授、88年東京大学教養学部教授を経て、2009年東京大学名誉教授。07~08年日本物理学会正・副会長。主な研究分野は、有機導体の低次元電子系の物性。
内容紹介 実際の自然現象の抽象化、モデル化という科学全般に関わる問題を、高校生にもわかる例を用いて、やさしく解説。自然現象をとらえる科学の手法を学び、物理法則や公式がなぜ必要か、どのように役立つかがわかる1冊。
要旨 本書では、実際の自然現象の抽象化と数理的単純化、モデル化のプロセスとその意味を見ていく。物理法則や公式がなぜ必要で、いかに使われ、どのように役立つかがわかるだろう。「物理の役割は、森羅万象を相手にして自然界の真理、つまりものごとの成り立ち、仕組みとはたらきを明らかにすることだ。このとき、論理性、実証性と柔軟な方法論が武器となる。」パリティ誌の好評連載を単行本化。
目次 どれがいちばん偉い?―クーロンの法則、フックの法則、摩擦の法則;カーリングとニュートリノ―力学の質点のモデルと実際の物体;雨粒でケガをしないのはなぜ?―摩擦の法則と粘性抵抗;風船の吹きはじめに力がいるのはなぜ?―風船とシャボン玉の熱力学と力学モデル;時計の正確さは何で決まる?―振動現象と単振動モデル;夏の鉄道のレールはなぜ伸びる?―調和ポテンシャルを超える近似;カオスとソリトン―非線形のままの振動モデル;アンテナはなぜ細長い?―多重極展開と双極子モデル;楽器の基音と倍音(1)―物体の振動現象のモデル;楽器の基音と倍音(2)―基準振動と物理現象;ヤモリとコウモリはなぜぶら下がれる?―法則とモデルの階層性(1);GPSの生みの親はアインシュタイン?―法則とモデルの階層性(2)
ISBN(13)、ISBN 978-4-621-08330-7   4-621-08330-9
書誌番号 1111004863

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