陸奥宗光の『蹇蹇録』に学ぶ --
岡崎久彦 /著   -- 海竜社 -- 2011.2 -- 20cm -- 329p

資料詳細

タイトル 明治の外交力
副書名 陸奥宗光の『蹇蹇録』に学ぶ
著者名等 岡崎久彦 /著  
出版 海竜社 2011.2
大きさ等 20cm 329p
分類 210.6
件名 日本-対外関係-歴史-明治時代
個人件名 陸奥宗光
注記 年表あり
著者紹介 1930年大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、外務省に入省。在米日本大使館、在大韓民国大使館などを経て、84年初代情報調査局長に就任。その後も駐サウジアラビア大使、駐タイ大使を務める。現在、岡崎研究所理事長・所長。日本エッセイストクラブ賞など受賞。
内容紹介 明治期、日本に帝国主義時代の荒波を乗り切らせ、その上、現在の強固な民主主義の基礎を築いた陸奥宗光。当時の外相であった彼が、日清戦争について記した「蹇蹇録」を取り上げ、陸奥の外交について論じる。
要旨 現代と様相が重なり合う明治期に、日本の生存を全うした陸奥宗光の外交文書。平成の危機をどう乗り越えるか。
目次 はじめに―帝国主義は「過去」ではない;明治を創った男・陸奥宗光;極東アジアの帝国主義競争―日清戦争を勝利へ導いた陸奥の外交力;列強の干渉―陸奥の早目早目の外交措置で、開戦の障碍を除く;開国以来の悲願成る―数々の障碍を乗り越えて、不平等条約を改正へ導く;日本、破竹の快進撃―日本を取り巻く情勢の変化に注意を怠らない陸奥の透徹した観察;世論の高揚、とどまる所を知らず―内外の情勢を冷静に観察し、世論に流されない伊藤と陸奥の見識;開示か秘匿か、継戦か休戦か―透徹した判断力で危機を切り抜けた伊藤と陸奥;帝国主義の怒涛に直面―三国干渉来る国家の命運を決めた指導者の識見;乱麻を断つ―陸奥の憂国慨世の気力、最期の際まで衰えず;おわりに―陸奥の後の日本
ISBN(13)、ISBN 978-4-7593-1170-9   4-7593-1170-X
書誌番号 1111007895

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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